関東鉄道 9310TC/いすゞU-LR332J+アイケイコーチ(JourneyK)
神奈中の中古車です。
関鉄としては久々の登場となりましたが、
諸般の事情により廃車となった、
1994年式の1670TCの代替が、
1995年式の9310TCになるとは驚きです。…(参考記事)
前面の運賃支払い方法表示窓をはじめ、
側面の出入口表示窓、出入口の新ステップは、
跡形もなく撤去されていて、
側面行先表示機周りも一旦全体が撤去された上で、
外側からガラスが取り付けられています。
そのガラスには外側から非透過のフィルムが貼られ、
ブラックアウト処理がなされています。
側面行先表示機の枠は恐らく、
廃車発生品を転用したものでしょう。
いずれにせよ、関鉄らしからず、
移籍に際し相当に手が入れられたと言えます。
一方で車内はほとんど手を付けられておらず、
光電管ブザー、メモリーブザー、座席表皮を初めとして、
優先席のステッカーに至るまで原型を留めています。
唯一、神奈中時代に前扉直後に設置されていた
売店コーナーは撤去されていて、
跡には京成中古7Eの発生品と思しき椅子が設置されています。
【諸元】
登録番号:土浦200か1127
年式:1995
型式:U-LR332J
機関:6HE1(7127cc 195PS/2900rpm)
ホイールベース:4.3m
管理人様、お久しぶりです。
9310は後ろまで一人掛け座席が並んでいるので、朝夕の通勤時間帯はなかなか座れないなあという印象があります。
他サイトで、神奈中時代のの同型車を見ましたが、まるで雰囲気が違いますね。相当な改造がなされていることがよくわかりました。デビューまでにかなりの期間を要したでしょうね。
そういえば先日9310から降りる際に、室内側に切り込んだようになった広いステップの端ににつまずきそうになりました。あのステップの広さは不思議でしたが、新ステップだったんですね。残して動いてくれれば趣味的観点からはおもしろいんですがね。
左前の一つだけ明らかに古い座席は廃車発生品でしたか。神奈中名物の売店はこの車両にもあったんですね。
神奈中以外ではあまり見られない従来の方向幕にサイズを合わせた、側面のLED式の表示器を個人的には注目していたんですが、神奈中で廃車時に再利用のために取り外されたんですね。
ところで、9247TKの運賃箱周りの床に円弧上の金属が付いていますが、大阪市営時代はレール上を運賃箱が回転+前扉部リフトだったんですかね。車内の座席はハネ上がりそうにありませんし他サイトで調べてもリフトが付いていたという情報はありませんでした。謎は深まるばかりです。
しかし、いつ乗っても9247はいいですね。
今日は、この辺で失礼させていただきます。
管理人様、このブログでは初めまして
参考にして貰えるような記事ではないのですが
自分のブログをご紹介して頂き、ありがとうございます。
>>茨かん鉄道様
いつもお世話になっております。コメントありがとうございます。
波崎に続く投入が土浦になるとは驚きでしたね。
ジャーニーが暫く配置されていなかった土浦に
1670TCが転入してきた時は違和感がありましたが、
9310TCはそれを上回る違和感がありますね。
>>つくば人様
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
新ステップは保守の観点から撤去されたのだと思いますが、
趣味的にもサービス的にもやはり残念ですね。
神奈中で使用しているサイズの小さい側面LEDは
交通電業社の製品のようで、同社のサイトでも紹介されていますが、
他社には普及していないようですね。
あのサイズだったら、いっそのこと、
フルドットにしてしまった方が良かった気もします。
24-2447(現9247TK)ですが、遼車24-2446共々、
リフトバスではなく(そのため前扉が折戸になっています)、
車椅子スロープもなかった様で、車椅子マークも無かったのですが、
車椅子の乗降を考慮してか運賃箱をスライド式とした様です。
ひょっとしたら可搬式スロープで対応していたのかもしれませんが。
9247TKは何度乗っても楽しいですね。
ごく希に筑波山シャトルの運用に就くこともあるので、
それを狙って乗車したいのですがなかなか捕まりません…。