ジェイアールバス関東 L537-04511/日野PK-HR7JPEA+日野車体工業(Rainbow HR)
東急バス中古車で、東急バス時代の社番はT537です。
2004年に弦巻営業所へ投入されたT530~T537の8両は
東急で初のPK-規制のレインボーHRとなっていました。
2017年に廃車となった後はJRBKへ移籍を果たしており、
2018年に水戸支店へと投入されて活躍していましたが
水都東線を含む、水戸支店の一般路線の全廃に伴って
2020年に県内の佐野支店古河営業所へと転出しました。
水戸支店では初の中型ロング車であり目立つ存在でした。
レインボーHRはPK規制適合へのマイナーチェンジにて
エンジンが横置き直列6気筒から縦置き直列5気筒となり
後方のデッドスペースが狭まり、床面積が増えています。
これにより側面窓最後方の目隠し部分がなくなりました。
また2006年に実施された灯火器保安基準の改正に備えて
テールランプが下方に動き側面反射材も設置されました。
車内は東急時代のままで上半分象牙色・下半分明緑色、
座席配置は左側前半が前向き1人掛・横向き1+2+2人掛、
そこから中扉を挟んで後半が前向き2人掛3列とされて、
右側は前向き1人掛6列・前向き2人掛3列とされており
同2~6列目は車椅子固定用の折畳座席とされています。
座席表皮は横向き座席と右側2~6列目が灰色の柄物で
他は群青色の柄物とされこちらも東急時代のままです。
握り棒は乗降口付近が黄色、他は黒色の緩衝材が巻かれ
車内表示機は前年に投入されたL427-02510と同様に、
レシップ製の15インチ2画面仕様OBC-VISION”D”です。
茨交との競合から乗客の減少が著しかった水都東線は、
2016年3月26日改正で平日25往復休日12往復に減便、
2018年3月17日改正で平日19往復休日12往復に減便、
2019年4月1日改正で1往復以外赤塚駅南口発着へ変更、
2019年11月23日改正で平日12往復休日6往復に減便と
減便が続き遂に2020年3月31日で廃止となりましたが
翌日から関鉄が水都東線の運行を引き継いでいます。
Tは弦巻です。高津はTAです。ご参考までに…。
>>匿名様
コメントありがとうございます。
修正致しました。