関東鉄道 9253TR/いすゞU-LV324L+アイケイコーチ(Cubic)
京成中古車で、京成時代の社番はS115でした。
佐倉営業所田町車庫に1994年に投入された車で、
分社化の際にちばグリーンバスに移管されたのちに、
2007年に9253RGとして竜ヶ崎営業所に配置されました。
竜ヶ崎営業所への投入当初は、江戸崎車庫に常駐し、
専ら、常総学院特定車として使用されていました。
2008年に常総学院特定車として9255RGが投入されると、
今度は、流通経済大学特定車へと転用されていますが、
この頃から一般路線車としても使用されるようになります。
その後、2011年に9295TR・9309TRとトレードされる形で、
1677RGと共に、取手営業所へと移籍しています。
以降、2年間に亘り一般路線車として活躍してきましたが、
2014年に9378TR投入に伴って、土浦営業所へと転入し、
再び常総学院特定車として使用されることとなりました。
関東鉄道 9253TC/いすゞU-LV324L+アイケイコーチ(Cubic)
土浦営業所の常総学院特定車は9250TCが転出して以降、
9255TC一両のみの体制となっていました。
そのため、一般路線車一両を間合い運用することで
土浦営業所担当の二運用を回していたようですが、
車体広告の絡みからか再び二両体制となりました。
外観は京成中古車らしい平凡なものとなっていますが、
この車の大きな特徴は、取手営業所に在籍していた際、
9175TR・9220TRに続き、京成バスで見られる青字の
「回送中 SORRY, OUT OF SERVICE」の回送表示が
方向幕に追加されていたことで、注目を浴びていました。
ただし、残念ながら私は撮影の機会に恵まれませんでした。
車内については概ね京成時代のままとなっています。
2005年・2006年に投入された中古車は移籍に際して、
座席表皮張り替えと停留所名表示器追設が実施され
内装の質的向上が図られましたが、この車からは見送られ、
一般席が緑色のチェック柄、優先席が灰色のチェック柄と、
座席表皮は京成時代のままとされているのが特徴で、
停留所名表示器も設置されないままとなっています。
【諸元】
登録番号:土浦200か1011
年式:1994年式
型式:U-LV324L
機関:6QB2(11781cc 230ps/2200rpm)
ホイールベース:5.0m