関東鉄道 1677TR/いすゞU-LV324K+アイケイコーチ(Cubic)
1994年、佐貫駅~久保台線の開業に併せて
住宅・都市公団(当時)からの補助金を受けて、
投入された自社発注車、1677RG・1678RGは、
車内・車外共、他車とは仕様の差別化が見られます。
側窓は二段窓ながらブラックサッシとされて、
塗装もそれ併せて、窓回りを黒塗りとしています。
また、後面に乗降中表示器が設置されていること、
クーラーがゼクセルのビルトインタイプであること、
屋根上のベンチレーターが廃されていることが、
外観上の特徴であり、かなり目立つ存在です。
なお窓配置は戸袋窓の前に細い窓が二枚入るもので、
ホイールベース4.8mの短尺車ながら多少長く見えます。
車内では、内張りこそ関鉄では標準的な
上半分が白色・下半分が褐色のものですが、
床は標準の木床に替わり群青色の床材張りとされ、
座席配置も後半部の三方シートが廃されています。
座席表皮は標準の緑色一色のものに替えて、
一般席が青色の格子柄、優先席が赤色の格子柄です。
1995年、佐貫駅~城ノ内五丁目線開業に際し、
同様に住都公団からの補助金を受けて投入された
自社発注車、1688RG・1689RG・1690RGも、
塗装こそ変更されたものの、他の仕様は共通です。
なお、これらは2009年に一般色へと変更されましたが、
側面窓周囲の黒塗りは省略されているのが、
1677RG・1678RGとの違いとなっています。
長らく竜ヶ崎営業所で活躍していた1677RGでしたが、
2011年に入り、突如として取手営業所に移籍しています。
【諸元】
登録番号:土浦22あ1673
年式:1994年式
型式:U-LV324K
機関:6QB2(11781cc 230ps/2200rpm)
ホイールベース:4.65m
こんばんわ 僚車の1678RGはハンドブック、BJエディターズ関東鉄道第1段の表紙になっていましたね!
当時は竜ヶ崎の花形として竜ヶ崎ニュータウンを中心に活躍されていましたね! 竜ヶ崎営業所のいすゞ車といえばこの車輌も含めバリエーション豊富ですね! 富士5E、1269RGの黒ベゼル黒バンパーでいすゞのエンブレム付き、1509RGの銀色バンパー交換で車番が「1234」、1688RG〜1690RGの龍カラー(現在は一般色)、関鉄で希少な富士8Eの1734RG、短尺の1851RGなど他の営業所で見られない車輌が多かったですね!
>>9060MT様
いつもコメントありがとうございます。
バスラマの関鉄特集でも、このグループの写真があったと思いますが、
ノンステップ車投入以前は、つくばシャトル用車共々花形でしたね。
1269RGは西武バスの5Eの様に、ヘッドライト回りのパーツも
黒色となっていたこともありましたね。
9103RGがヘッドライト・フォグランプ共に角型になった際、
ライトベゼルが黒色のものになっていましたが、恐らく、
その改造にあたって1269RGのパーツを流用したのでしょうね。