関東鉄道 9222TC

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関東鉄道 9222TC/いすゞU-LV234L+アイケイコーチ(CUBIC)

関鉄の京成中古車最大派閥と言えるU-LV324Lのうち、
初期といえる2004年に投入された車で、
当初はモケットが京成時代のままとなっていましたが、
移籍から一年程度で張り替えが実施されています。

Cubicボディのマイナーチェンジにより、
側面窓周囲に新たに樹脂パーツが追加され、
ぐっと引き締まった印象へと様変わりしています。

この車はパッと見ではごく普通の車に見えますが、
細部は遼車との差異が大きく、注目していた車でしたが、
2008年に入り関観に移籍して活躍する9225TCに対し、
2010年に入り鬼籍入りしてしまいました。
なんといっても銀色ホイールが目立つ他、
ナンバーステー、ウィンカーレンズ、路肩灯、ミラー等々、
キラリと光る加工が随所に施されていて、
担当者制ここに極めり、といった感があります。
エアドライヤーのドレンが延長されているのも特徴で、
バス停にこの車がやってくるとワクワクしたものです。
関鉄趣味の醍醐味を象徴するような車でした。
社番も登録番号も共にゾロ目なのもイカします。
それだけに、このタイミングでの廃車は残念で、
もっと色々と記録を残しておけばな、と後悔も募る一両です。

つくばセンターも改装工事に伴って、姿を変えており、
日常を映したこの一枚も、懐かしいものとなってしまいました。

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走行音(ニコニコ動画:sm13772571)
収録路線:C10系統筑波大学循環
収録区間:筑波メディカルセンター前→大学公園

【諸元】
登録番号:土浦200か・666
年式:1991年式
型式:U-LV324L
機関:6QB2(11781cc 230ps/2200rpm)
ホイールベース:5.0m

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関東鉄道 9222TC への2件のフィードバック

  1. つくば人 のコメント:

    管理人様、こんにちは。

    似たような車両が大量に導入され単調さも否めなかった元京成車のなかでも9222は本当に目立っていましたね。
    まだP代車が残っている中での廃車は本当に残念です。
    そこまで状態が悪いようにも思えなかったのですが…
    独特の「ヒューン」という音はもっと聞きたかったです。また、ホイールナットを含めたホイール全体が銀色に塗られた車両は谷田部を中心にある程度いますが、9222はナットがしっかり黄色に塗り分けられており、芸が細かいなと感心してしまいました。

    しかし、この車両を担当していた運転士の方が引き継いで乗務しておられる新車のKRも先日つくばセンターで見かけた際、たしか側面にクリアのウインカーレンズが付いていてたかと思います。この車両も増殖するJ―BUS軍団のなかに埋没することなく頑張ってほしいです(笑)

    そういえば、1876TCも担当の方のこだわりが(特に車内に)出ていましたね。あとは9299TCとかですかね。
    このブログで取り上げられるのを楽しみにしております。

  2. 大曽根線 のコメント:

    >>つくば人様
    毎回、コメントありがとうございます。
    続いて鬼籍入りした9181RGなどもそうでしたが、
    あのエアドライヤーの音は印象的でしたね。
    延長用のパーツは専門店で見掛けますが、
    いつかバスを所有した際には私も取り付けたいです(笑)
    KRの方、私も先日見掛けました。
    ウィンカーレンズだけでなく路肩灯、ナンバーステーなども
    早速、9222TCを彷彿とさせる仕上がりになっていましたね。

    9222TCなき今注目の9299TCですが、
    どうも銀鉄チンではなくアロイを履いてるようですね。
    また、バルブも交換してあるみたいです。
    他営業所だと1664MT辺りもアツいですね。

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