茨城オート 21H/日野U-HT2MLAA+日野車体(BlueRibbon)
自社発注の大型車は、車によって
ホイールベース4.8mの短尺車とホイールベース5.2mの標準尺車を
買い分けていて、在籍する大型車の尺はマチマチです。
昭和時代は社番も付け分けていた様で、
例えば1985年度導入車は、
P-HT223AAは023*H、P-HT225Aは025*H となっています。
(*は年度ごとの通し番号で、導入順に振られます)
オートの社番の法則は未だによく解からないままです。
現在は元号+年度ごとの通し番号+記号という体系で、
この車は1990年式の大型車なので、
平成2年度の「2」を冠しています。
記号は大型車→H、中型車→Jとなっている様です。
ちなみに最近導入された9m大型車のU-RP210GAN改、182Jは、
中型車扱いのJが附けられています。
ただ、昭和時代は少し違っていて
元号末尾1桁+通し番号だった様で、
例えば1984年式の中型車、93Jは、
昭和59年度の下1桁「9」を冠しています。
この様に中型車は現在同様社番は2桁ですが、
大型車は上述の通り社番が4桁となっていて、
元号末尾1桁+型式末尾2桁+通し番号+記号で、
型式末尾2桁はK-RE121→21、P-HT223AA→23、P-HT225A→25、
記号はRE系→R、HT系→H、RJ系→Jだと思われます。
趣味者の戯言ですが、この法則を当てはめると
例えばP-LV314Kの112Hなんかは、
LV系→Lで112Lとか、→Vで112Vとした方が正しいのかもしれません。
同様にU-RP210GAN改の182Jは182Rとかとなるのでしょう。
恐らく、中古車導入で日野オンリーの体制が崩れて、
大型車→H、中型車→Jという単純なものになってしまったのでしょう。