関東鉄道 9250RG/いすゞU-LV324L+アイケイコーチ(Cubic)
京浜急行バス中古車です。
京急時代の社番はD1251で、逗子営業所に在籍していた
白色地に赤色帯の塗装を纏っていたワンロマ車です。
京急の場合、一般路線向けのU-LV324Lのうち、
ツーステップ車の場合、一般低床仕様にも拘わらず、
特注で標準床と同様の車体を架装したために、
ホイールアーチの形状が真円状のものとなっていますが、
こちらは標準床仕様で、車体もごく一般的な仕様のため、
ホイールアーチの形状が一般的なものとなっています。
2007年に9252MKと共に、関鉄へと移籍してきた際は
つくば中央営業所へと配置された上で、
ハイバックシートが並ぶ内装を活かす形で、
ダイキン工業の特定車として使用されました。
塗装はKaNaCカラーではなく一般色ですが、
側面の社名ロゴが三本のストライプ上ではなく、
高速路線車と同様、腰板下方にあることが
「貸切」ロゴ共々、特定車であることを主張しています。
なお、9252MKのロゴは通常の位置です。
2010年には土浦営業所へと移籍して、
取手営業所に転出した9266TCと入れ替わりに、
常総学院特定車へと転用されています。
更に、2012年には竜ヶ崎営業所へと移籍して、
日本メクトロン特定車へと転用されています。
つくば中央営業所に在籍していた当時は、
関東鉄道水海道車両基地一般公開、及び、
つくばエクスプレスまつりの開催に際して、
両車両基地間を結ぶシャトルバスによく入り、
一般客が乗車できる唯一の機会となっていましたが、
最近はそのような機会はなかなかないようです。
9250YT・9252MKが登場して以降、暫くの間、
京急からのワンロマ車の移籍はありませんでしたが、
2012年、P018が登場したことは注目されます。
【諸元】
登録番号:土浦200か・984
年式:1992年式
型式:U-LV324L
機関:6QB2(11781cc 230ps/2200rpm)
ホイールベース:5.0m
こんばんは、連投失礼致します。
京急時代はD1251だったとありますが、元E1327と紹介されているサイトがあるのがちょっと気になります。関鉄系の多くのサイトでは、9250TCは「平成4年式」と紹介されているので、それならばD1251となりますが、どちらなんでしょうか・・・?
廃車時期は、D1251ならばG3361(9252MK)と同時期ですが、E1327ならばD1325(9249TC)と同時期みたいです。ただD1325→9249TCか、というのは一説によるもののようなのでちょっと分かりませんが・・・。
>>ゴリケル様
いつもコメントありがとうございます。
生憎、撮影時に銘板を確認し忘れましたが、
手許のBJハンドブックR61を参照しましたところ、
1992年式とされていますので、D1251で確定でしょうね。
機会があれば、銘板を確認したいところです。