関東鉄道 9329TC/いすゞKC-LV380L+いすゞバス製造(Cubic)
京成中古車です。
これまで京成では、いすゞ大型車の場合、
長沼営業所花見川車庫に配置され、
花見川車庫~八千代台駅間の花見川線、及び、
八千代台駅~新検見川駅間の花見川南線で使用する車を
ホイールベース5.5mの車としてきた以外は、
ホイールベース5.0mの車を主力としていましたが、
金町営業所・江戸川営業所・長沼営業所花見川車庫を除き
ホイールベース4.8mの車の車を投入しており、
ホイールベース5.0mの車のうち、ツーステップ車は、
金町営業所の四枚折扉車・8134、及び、
江戸川営業所の四枚折扉車・E199、そして、
長沼営業所花見川車庫の三扉車・N126以外は、
全て短尺車で中引扉となっています。
関鉄グループにはこのうち中引扉の車である、
7EのP010・G037・9327TC、及び、
CubicのP011・9326RG・9328TC・9329TCの、
計7両が投入されています。
このうち、Cubicの場合は年式に応じて
戸袋窓の形状が違っているのが特徴で、
1996年式のP011・9328TCに対して、
1997年式の9326RG・9329TCは、
戸袋窓が天地方向に縮小されたものとなっています。
結果的に、年式的には新しいのにも拘わらず、
なんとなく古めかしい意匠となってしまっています。
このような差異は他事業者でも見られるので、
メーカーの仕様変更によるものだと思います。
車内は京成時代のままとされていて、
焦茶色の内張りに、緑色の滑り止め付の床材、
臙脂色の柄物の座席表皮なども
そのままとなっています。
この車も他事業者の発生品と思われる、
磁気カードリーダーの撤去痕がある
小田原RX-NZ運賃箱を搭載しています。
追記:
レッドライン様の御指摘により
加筆・修正致しました。
【諸元】
登録番号:土浦200か1195
年式:1997
型式:KC-LV380L
機関:8PE1-N(15201cc 240PS/2300rpm)
ホイールベース:4.8m
こんばんわ この車輌もボディが標準色なので外見上エンジン音が機関6QA2、6QB2のような迫力あるサウンドにみえて古めかしさを感じさせてしまいがちですが初代エルガと同じ機関8PE1を搭載しているのでノンステワンステカラーと違って標準色だと違和感を感じます!
また、遼車の9328TCと7Eの9327TCに「パチンコ麗都」のラッピングが施された様ですね!
ラッピングといえば先に越されてしまった日野の9291TC、9299TCにも期待したいのですが・・・
>9060MT様
いつもコメントありがとうございます。
自社発注車ではエルガのみであった、
V8エンジン搭載車も徐々に増えてきましたね。
ただ、サウンドの力強さは9247TKには敵いませんね。
ラッピングの対象車種の選定基準は謎ですね。
同じ車種にした方が効率が良い気がするのですが。
長期療養の為ご無沙汰しております。ブログリンクを修正しました。報告が遅くなり申し訳ありません。
さて久々のコメントなので、あれこれと投稿させて頂こうと思いましたが
京成に関して補足が必要な記事を見つけましたので古い記事へのコメントで申し訳ありませんが投稿させて頂きます。
京成バスのKC-LV380Nの2ステップ車は都内車にも存在していました。
H8年に登場したE199と8134の2台で、2台共、Cubicの中扉中折4枚仕様でした。
E199は予備車のやり繰りの都合で、江戸川と金町との間で晩年まで転属を繰り返し
8134は経路事情で使用車両が限定される新小53系統が主な活躍の場でした。
ちなみにN126はこの2台の登場から約一年後の登場となります。
>>レッドライン様
いつもコメントありがとうございます。
移転ご対応頂きましてありがとうございます。
本来でしたら、こちらがレッドライン様のブログにて
移転のご挨拶をするべきところですので、
こちらこそ申し訳ございません。
手許のBJハンドブックを、慌てて見返したところ、
確かにKC-LV380Nの2ステップ車は
N126だけではなくE199・8134がいましたね。
ご指摘いただきましてありがとうございます。
早速、記事の方を修正させて頂きました。
京成については不勉強な点が多くありますので、
記事の新旧を問わず、是非ともレッドライン様より
今後も色々とコメント頂けましたら幸いです。