関東鉄道 1932TR


関東鉄道 1932TR/三菱PJ-MP37JK+三菱ふそうバス製造(NewAeroStar)

KL-代では大型ノンステを続けて投入した関鉄ですが、
PJ-代では大型ノンステは1931MT、1932TRの2両のみで、
どうにも存在感が薄い陣容となっています。
しかし、KC-代では大型路線車が投入ゼロだったことを考えると、
細々と大型路線車が購入されていることは嬉しく思います。
また、セフティーウインドウ上部及び側面窓下部に
「取手市バリアフリー補助車両」の表記が入れられているのも
目立ちますが、この表記は1877TRでも見られますね。

仕様は基本的にKL-代の1842YT、1843MTを踏襲しており、
前面の社番がセフティーウィンドー下に無理矢理入れられたため、
非常に小さな文字となっていて趣味者泣かせなのも相変わらずです。
ただ、関鉄自社発注車ではKL-MPのみで見られる、
リアのマーカーランプはこちらは無くなっています。
またメーカーの仕様変更で、フォグランプ変更や、
側面リフレクタ取付、ライセンスランプ変更、
非常口側最後部側面窓の小型化等の差異が見られます。

車内は同年式の中型車と概ね共通の仕様で
国交省標準仕様の要件変更によって、
少々暗めの落ち着いた内装となっています。

PJ-代では往年の関鉄らしく短尺車が選択されましたが、
短尺のノンステ車は以降、取手では今のところ投入されず
都内の事業者の収容力回帰志向に同調したような、
標準尺のワンステ車を投入しており、
標準化とは一線を画す動きを見せているのは、
なんとも関鉄らしいところです。

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関東鉄道 1932TR への4件のフィードバック

  1. 9060MT のコメント:

    こんばんわ 取手には自社購入のMPが新車の2005TRを含めて4台揃っていますね 1932TRは2006年式ですがこれまで自社購入のノンステ、ワンステ車をみてきましたけども特徴的なのは広告枠とホイールの色が年式によって変わってますね!ノンステが導入された2001年〜2002年は全面に広告枠があってホイールの色が水色(標準色)に対して2003〜2008年の前半は広告枠がなく(リアを除く)ホイールの色は銀色です 2008年の後半からは再び広告枠が付くようになっています
    この前、土浦へ行ったときにホイールが銀色だった2003年式の1867TC、1868TC、さらに2006年式の1933TCを見かけ、ホイールが(標準色)水色になっていました 自分の好みとしてはやっぱり、関鉄らしい水色(標準色)のほうが似合っているなと思います。

  2. 大曽根線 のコメント:

    >>9060MT様
    いつもコメントありがとうございます。
    MPといえばP-MP118K、P-MP218K、U-MP218Kが
    集中配置されていた土浦のイメージですが、
    いつの間にか、取手も随分MPが増えてきましたね。

    ホイールは、2003年式より銀色にシフトしていますが、
    水色に戻っている車もいるのですね。
    広告枠復活は、ラッピング車の増加で、
    広告枠を取り付けた車が減少したからでしょうか。
    ノンステ・ワンステは当面は、基本的に
    ラッピングしない方向なのかもしれません。
    1924TCなど、例外もありますが…。

    KL-MP37JK、PJ-MP37JKは補助ブレーキランプなしですが、
    PKG-MP35UMVFは補助ブレーキランプが復活したのは嬉しいですね。

  3. ひつじ のコメント:

    こんばんは。
    昨日筑波大への臨時便で1823MKが運用されてました。
    こちらもカスタマイズされており、サイドクリアレンズ、路肩灯カバーは定番ですが、フォグランプのレンズもクリアタイプになってましたので引き締まった印象です。
    営業所を問わず、個性的な車両が増えてます。

  4. 大曽根線 のコメント:

    >>ひつじ様
    いつもコメントありがとうございます。
    1823MK、私も目撃しましたが、
    フォグの変更は気づきませんでした。
    阪東ではフォグを変更している車が何台かいますが、
    関鉄では珍しいですね。
    私はRG担当の臨時便に乗ってきましたが、
    LED行先表示器の対応だけでなく、
    運賃表表示や車内放送も通常の路線バスと
    同様に実施しており、驚きました。
    9301YTもサイドウィンカーが変更されていますね。

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