ジェイアールバス関東 M527-93314

ジェイアールバス関東 M527-93314/日野U-HT2MMAA+日野車体(BlueRibbon)

土浦支店の自社発注車です。
土浦支店は国鉄土浦自動車営業所時代から
伝統的に日野車といすゞ車が投入されてきました。
その中でもこの様な前後扉の日野大型車は、
土浦支店の最大勢力を誇っており、
管内各線での活躍が見られます。

車内は土浦支店としては標準的な、
一人掛けの前向き座席が並ぶ、
収容力が重視された座席配置で、
座席の上の網棚などはJRらしさを感じさせる装備です。

茨城県内の事業者の中では、
積極的に新車を投入してきた土浦支店でありましたが、
1998年に県内二番目のワンステップバスとして投入された、
L527-98505(日野KC-HU2MMCA改)以降、
新車の投入が途絶えてしまい、
以降の投入は他支店からの転属で賄われているため、
特に関鉄との共同運行であるひたち野うしく線では、
どうしても地味な印象が否めません。
更に管内では相次ぐ路線廃止に伴い
減車減便が続いていました。

しかし、去る2009年5月22日に、
イオン土浦ショッピングセンターのオープンに合わせ
イオン土浦SC―つくばセンター、イオン土浦SC―土浦駅という、
関鉄と競合路線とも言える二つの路線が新たに開業させ、
霞ヶ浦線の一部便もイオン土浦SCに乗り入れを実施し、
水戸支店と同様にSuicaを導入(割引制度あり)するなど
管内の一般路線に久々に活気が戻ってきました。

車両の方も、併せて増車がなされており、
古河支店からM521-94309(いすゞU-LV324M)が、
水戸支店からM527-92606・M527-92612(日野U-HU2MMAA)が、
八日市場支店からM527-96213(日野KC-HT2MLCA)が、
新たに土浦支店に転入しています。
うち、M521-94309、M527-92606、M527-92612は
以前、土浦支店に在籍していた車です。
更に、M524-96220(三菱KC-MP217K)も
新たに土浦支店に投入されました。
このうち、M527-96213、M524-96220はいずれも東急中古で、
土浦支店としては初の他事業者からの中古車ということになります。
これらは既に撮影しましたので、いずれアップしたいと思います。

また、Suica対応のため既存車にもカードリーダーの取り付けや
車両の運賃箱取り換え(小田原RX-NZS)も進んでいます。

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