茨城交通 水戸200か・775/いすゞP-LR312J+富士重工業(6E)
小田急バス中古車です。
小田急時代の社番はD359で、
末期は狛江営業所に所属していて、
日本女子大学スクールバスで使われていた様です。
2005年に小田急を除籍になった後、
ジェイバス宇都宮工場で内外共に大きく改装され
2006年に茨城交通浜田営業所に投入されました。
外観では埋め込まれたテールランプが特徴的である他は、
塗装以外、小田急時代とそれ程変化していませんが、
車内は握り棒はオレンジ色になっており、
座席が中国製の樹脂製のものに取り替えられていて、
原型を殆ど留めておらず、かなり違和感があります。
この樹脂製の座席は骨組みは共通ですが、
腰部の形状は二通りある様です。
クッション性は殆ど無く硬い座り心地です。
どいうい事情でこのような改装を行ったか、
謎の多い車です。
こんにちは。
このタイプの車両自体は、大都市圏では排ガス規制の影響で姿を見ないとはいえ、茨交をはじめ、地方ではまだそれなりに走っている姿が見られますね。
(こちらも先日小田急中古ではなく自社発注ですが、八戸市営でこの車体のLR(昭和63年式でした)に乗車しました)
ただ中国製のこの手の座席が日本の路線バス、それも旧年式車両の改装で付くとなれば異様極まりないもので、敢えて取り替える必要があるものかと感じてしまいます。
まあ彼の地ではこの様な座席のバスに幾度も遭遇しており、それどころかベンチそのものの樹脂製座席(モケットなし)も当たり前ですが、この座席が日本に進出してくるとは…
こんな情報は始めて見ましたが、茨交のバスは新車も含め、近年皆この様な座席で導入しているのでしょうか?
(できることであれば、試行導入で終わって欲しい気が…)
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
茨交の場合、中古車投入時の改造はもっぱら
ワンマン機器の取替と外装内装の塗り替え、
そして座席表皮の張り替え程度で済ませてしまう場合が殆どで
この様な大掛かりな改造を施されているのは今の所、
この車と、同型車の水戸200か・770(元D360)のみです。
聞くところによれば、この2両は小田急廃車後、
茨交での再起までの1年半程の間に、
J-BUS宇都宮工場で何らかの試験に使われていた様で、
この大掛かりな改造もその時、施されたとのことです。
この際、足周りも徹底的に改修されていて、
ほぼ新車に近い状態となっているそうで、
それ故、茨交移籍の段階で既に車令16年に達していたにも関わらず、
この様に再起が果たせたとのことです。
写真からも窺える様に状態は内外ともに極めて良好で、
末永い活躍が期待できそうです。
これ以上詳しいことは私も判りませんが、
どうやらなかなか曰くつきの面白い車であることは
間違いなさそうです。
この車両は一回だけ乗りましたが、地元の人間でも違和感がすごかったです。
ns様、コメントありがとうございます。
昨日もこの車を水戸駅で目撃しましたが、
内外共に存在感のある車ですね。
茨城オートの紹介が終わりましたら、
撮りためている茨城交通の写真も順次アップしていきます。
どうぞご期待ください。
降車ボタンが新しい
>>匿名様
コメントありがとうございます。
降車釦も全て新品に交換されていました。