
関東鉄道 9341TR/三菱KC-MP747K+三菱バス製造(NewAeroStar)
東急バス中古車で、東急時代の社番はM1682です。
かつては東急系列の事業者への流通が多く見られた
東急バス中古車は、茨城県内の事業者には
殆ど縁が無かったと言ってよいと思いますが、
ジェイアールバス関東土浦支店への
M527-96213・M524-96220の投入を皮切りに、
以降、県内を担当する各支店への投入が続き、
また、みちのりホールディングスによる再建下の
茨城交通でも、投入がなされています。
2011年には、関鉄にも遂に東急中古車が投入され、
しかも、関鉄の中古車としては初のノンステップ車となりました。
土浦支店のL534-97506・L534-97508・L534-97509、及び、
佐野支店のL534-97504と同様、東急初のノンステップ車として
目黒営業所へ集中投入された21両のうちの1両であり、
当然ながら細部に至るまで仕様は共通となっています。
関鉄では、自社発注のワンステップ車・ノンステップ車は
ブラックサッシの逆T字窓が標準とされているので、
シルバーサッシの逆T字窓はかなり違和感がありますが、
9323TC以降の側面窓周囲が黒塗りを省略した塗装が、
その「白さ」を際立たせる結果となっており、目立ちます。
結果的に自社発注のNewAeroStar・ノンステップ車の
1809TR・1823YT・1824MT・1842MT・1843YT等よりも、
寧ろ、9158TCに近い雰囲気の仕上がりと言えるでしょうか。
確かに、銀サッシの側面窓であるにも拘わらず、
窓回りを黒塗りにした例も、名鉄などでありますが、
それはそれで、不格好で見栄えがしませんので、
9341TRの場合は、これが正解なのかもしれません。
9336TC・9337TCと同様、車椅子スロープ付きであるため、
側面に「NONSTEP」のロゴが入れられていますが、
9336TC・9337TCと異なり中扉がグライドスライド戸のため、
前輪タイヤハウスと中扉との間隔が十分確保されており、
ロゴが綺麗に収まっているのは嬉しいところです。
車内はほぼそのまま使用されているようで、
9247TKでは撤去され荷物置き場とされた後向き座席も、
9341TRではそのままとされているのもポイントです。
運賃箱は新品の小田原RX-NZSとされています。
今後、同型車が引き続き投入されるか、気になるところです。
【諸元】
登録番号:土浦200か1216
年式:1997
型式:KC-MP747K
機関:6D24(11945cc 240ps/2200rpm)
ホイールベース:4.8m