月別アーカイブ: 2010年10月

関東鉄道 9235TR

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関東鉄道 9235TR/いすゞU-LV324L+アイケイコーチ(cuvic)

京成中古車で、2005年に投入されています。
U-LV324L京成中古では唯一の1992年式で、
U-LV324L京成中古車の中期移籍車に分類することが
できるのではないかな、と思います。

U-LV324L京成中古はまず2004年に
水戸営業所へと9219MTが、
取手営業所へと9220TR・9221TRが、
土浦営業所へと9222TC・9223TC・9224TC
9225TC・9226TCが投入されていますが、
これらはいずれも中4折戸でしたので、
U-LV324L京成中古としては初めての
中引戸となったのも9235TRの特徴です。

この時期の中古車はまだ、
LED行先表示器を採用しておらず、
U-LV324L京成中古の中引扉としては、
本体で唯一、方向幕を装備する車でもありますが、
関鉄グループ全体を見渡してみると、
G028・G031・G032・G033・G034及び
P008も該当しますね。

この時期の中古車に共通する仕様として、
次停留所表示装置が設置されているのもポイントで、
京成中古車の9237YT・9238YT・(9236TRは未確認)、
新京成中古車の9240YT・9241YT・9242YT・
9243MK・9244TC・9245YT・9246TC、
京急中古車の9249TCなども該当します。

また、京成中古車としては珍しく、
移籍時に座席表皮の取り換えも実施されていて、
群青色の格子柄のものとなっているのが特徴です。
このように一見、没個性的な車でも、
車両群の中に位置づけると、個性が際立ってきますね。

【諸元】
登録番号:土浦200か・761
年式:1992年式
型式:U-LV324L
機関:6QB2(11781cc 230ps/2200rpm)
ホイールベース:5.2m

東武バスイースト 9614


東武バスイースト 9614/日野KC-HU2PMCE+日野車体(BlueRibbon)

東武では営業所ごとに多少偏りはあるといえ、
日野車といすゞ車を並行して投入してきました。
イースト管内では西柏はいすゞ車が殆どだったのに対し、
沼南は一時期、日野車がまとまって投入されました。
しかし、その後、沼南では再び、いすゞ車を主力とすべく、
日野車の転出・いすゞ車の転入を年式を問わず進め、
特に、U-LV324Lは越谷・春日部・行田・吉川・加須など
埼玉県内各地から計10両強が集められて、
日野車は以降、少数派となってしまいました。

9613・9614はリエッセ・ポンチョ等の小型車を除けば、
沼南に直接投入された最後の日野車で、
大型車は7EかERGAかといった状態の
現在のイーストでは異彩を放っています。

シャシーの選択は同時期に投入された、
阪東250と共通してはいるものの、
側面方向幕の位置が中扉直前に設置されていること、
前扉上部にも足元灯が設置されていること、
正面の「ノンステップバス」表記が行灯ではないこと、
車外スピーカーが前扉脇にも設置されていること、
スロープ付きながら車椅子マークが省略されていること等、
仕様面では同じ東武系といえども差異は案外見られます。

なお、方向幕は阪東同様、後にLED行先表示器になり、
沼南の特徴であったそごうのロゴ入りの方向幕も
すっかり過去のものとなってしまいました。
かつては古参車が多く集まっていた沼南も、
近年は東武全体の代替サイクルの加速に併せて、
新車の投入が相次いでいて、今後の動向が懸念されます。

ジェイアールバス関東 M527-93610


ジェイアールバス関東 M527-93610/日野U-HU2MMAA+日野車体(BlueRibbon)

土浦支店では、1993年式のうち、1992年度投入分までは
一般路線車はエアサスペンション仕様で投入していました。
しかし、1993年に投入されたM527-93314以降は、
一般路線車はリーフサスペンション仕様へと戻されています。

従って、土浦支店に投入された1993年式のうち、
M527-93609・M527-93610・M527-93611は、
エアサスペンションを採用した最終期の車となります。
土浦支店では、1993年式のこのグループより、
前面の方向幕が上下方向にのみ拡大されたのも特徴で、
同時に、これまで非常に小さかった側面方向幕が、
他社の一般的なものに比べるとやや小さいものの、
上下左右共に拡大されています。
以降、今のところ土浦支店で最後の自社発注車である
L527-98505まで、このサイズが踏襲されていきます。

土浦支店ではまた、このグループまで前面の幕版下部を
黒塗りとしていたのも特徴となっていました。
しかし、車体更生等によりこの黒塗りも徐々に失われ、
このグループでも、M527-93609は2008年に
西那須野支店へと転出してしまい、以降は、
2009年に水戸支店から転入してきたM527-92612と共に、
M527-93610・M527-93611が最後の砦となっていました。
ただし、M527-92612は水戸支店からM527-92607の転入で
土浦支店ではあまり活躍することなく早々に廃車となってしまい、
以降、この懐かしいスタイルはこの2両だけとなっていました。

そして、2010年、ジェイアール東海バス中古車である、
L527-04506・L527-04507・L527-04508が投入されると
館山支店から移籍してきたM537-95310と共に、
M527-93610・M527-93611は廃車となってしまいました。

イオンSC線・あみPO線開業で古参車が集結していた
土浦支店でしたが、相次ぐ中古車投入によって、
古参車の淘汰が一挙に進められています。