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東武バスイースト 9676

FH040010
東武バスイースト 9676/日野KL-HR1JNEE+日野車体工業(Rainbow HR)

2001年に上尾営業所へと新製配置された車ですが、
2002年、東武鉄道からの分離子会社化に前後して
東武バスイースト沼南営業所へと転入を果たしています。
東武では日野車が主力となっている営業所の場合には
同型車が多数投入され一時期は目立つ存在でしたが、
沼南営業所では2004年に9724が投入されたのみで
9724は2年程で西柏営業所に転出しておりますので、
沼南営業所では目立つ存在となっています。

転入当初、行先表示機は方向幕とされていましたが、
後にLED行先表示機への換装がなされています。

東武バスイーストでは車体幅の狭い中型ロング車は
使い勝手が悪いため近年は専ら特定車として運用され、
運賃箱の撤去や簡易運賃箱への換装が行われて、
一般路線での運用が不可能となった車も多い中、
この9676は一般路線で活躍し注目されていました。
但し側面の乗合表記はサボによるものとされており、
貸切兼用車としての位置づけがなされていたようです。

このように東武バスイーストでは稀有な存在となっていた
当車は使い勝手に反し運用も限定されていなかったようで
最後まで沼南営業所管内の各路線で運用されていました。
しかし、2014年に西新井営業所から9754が転入すると
入れ違いに遂に廃車となってしまいました。

東武バスイースト 2722


東武バスイースト 2722/いすゞPJ-LV234L1+J-BUS(ERGA)

2006年式で、イースト初のPJ-代となったロットである
2720・2721・2722・2723・2724・2725のうちの1両です。
いわゆる「幽霊ミラー」仕様とされたサイドミラーなど
基本的な仕様はこれまでの投入分を踏襲していますが、
前面の白字ゴシック体の「ノンステップバス」のロゴが
橙字筆記体の「Non-Step」のロゴに変更された上に、
隣に標準仕様ノンステップバスのステッカーが貼られ
共に白地の逆台形で囲われたものになりました。

またマイナーチェンジに伴うメーカーの仕様変更によって、
灯火規制に対応するための側面反射板の取り付けや、
乗降口側後方の腰板に設けられた開口部の消滅など
いくつか変化が生じているのが注目されます。
また灯火規制に伴い、リアの補助ブレーキランプが
このロットから省略され、印象が変わっています。
またクーラーは引き続きデンソー製を選択していますが、
走行風取り込み型となり形状が変更されたのも目立ちます。

車内は「標準仕様ノンステップバス認定制度における
2005年以降標準仕様への改正」に対応するために
仕様が大幅に変更されており、座席表皮についても、
長く採用されてきた割れタイル柄のものを脱しました。

このロットは、イースト最後の野田ナンバー車として
いずれも野田ナンバーを付けて登場しましたが、
うち2720・2721・2722・2723・2724については、
いわゆるご当地ナンバーの一つ柏ナンバーが
2006年10月10日以降に登場したことに併せて、
同年中に東武の語呂合わせである「102」の、
希望ナンバーを取得して、再登録されているため、
野田ナンバーを付けた期間は僅かなものでした。
東武バスウエスト管内でも川越ナンバー登場に併せ
同様の措置が取られています。

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東武バスイースト 2626


東武バスイースト 2626/いすゞKL-LV280L1改+いすゞバス製造(ERGA)

およそ20年程に渡り、いすゞ車については、
原則として富士重工業製車体を架装してきた
東武は、他事業者では見ることのできない、
ERGA Nonstep Type-A向けのシャシーに
7Eを架装した車両を投入していました。
しかし、2003年をもって富士重工業が
バス新車生産事業から撤退したことを受けて、
2003年式の新車のうち、2003年度購入分の車から
いすゞバス製造製車体を架装した車、即ち、
ERGAを架装した車両を全面的に投入するように
方針を切り替えました。

尤も、それまでも富士重工業製車体の架装が
困難だったものと考えられる、CNG車については、
ERGAを架装した車両を投入してきましたので、
ERGAを2003年になり、初めて投入した訳ではありません。

この2003年式の最たる特徴は、7E架装車に続き、
サーモキング製のクーラーを搭載することで
続く、2004年式からはクーラーがデンソー製に変わったため、
サーモキング製のクーラーを持つディーゼル車のERGAは、
イースト管内では、2620~2626の7両のみで、
屋根上に設置されたコンデンサが特徴となっています。

また2003年式では、東武の往年の標準仕様である、
サイドミラーが両側とも上吊り・延長ステーとなる
いわゆる幽霊ミラーとなっていることも目を惹きます。
これは7E架装車と共通する仕様といえます。
2004年式では、一般的な形状となっていますが、
現場ではこれが不評だったのか、
2005年式からは幽霊ミラーに戻っています。

なお、7E架装車の場合は、コストダウンを意図したのか、
2003年式より側面窓が銀サッシになり、
窓回りを黒色に塗装する東武カラーとの相性は、
これまでの黒サッシに比べてイマイチでしたが、
ERGA架装車の場合は、黒サッシに戻されており、
すっきりとした仕上がりとなっています。

尤も、ERGAは逆T字窓を選択した場合、
窓柱が自ずとヒドゥンピラーとなりますから、
銀サッシとした場合であっても銀色となるのは、
上部の引き違い窓だけで見栄えがしないので、
ERGAで銀サッシの逆T字窓という仕様の車は、
全国的に見てもサンプルカーをはじめとした、
ごく限られた存在となっていますね。