月別アーカイブ: 2010年2月

宮崎交通 宮崎200か・210


宮崎交通 宮崎200か・210/いすゞPA-LR234J1+J-BUS(ERGAmio)

高千穂鉄道の代替バスとして活躍する中型車で
写真のJ-BUS製車体のほか、西工製車体の車も
宮交には在籍しています。
もともと中型車を一般路線車の主力に据えて、
以前より投入し続けていた宮交では、
高千穂鉄道の代替バスも当然中型車が活躍していますが、
特に旧道経由は途中狭隘区間が続くとはいえ、
これで対応できる輸送力だと思うと寂しいです。

この旧道経由は五ヶ瀬川の渓谷に沿って走るため、
写真の日之影温泉駅のように台風等の被害を受けやすく、
この旧道区間の一部も現在がけ崩れによって、
通行止めとなっていて迂回を強いられています。

高千穂鉄道は、末期にトロッコ神楽号が登場し、
人気を集めて、観光利用客が倍増したとはいえ、
赤字は増大し続け、沿線自治体の負担も大きかったようで、
やはり第三セクター方式での存続は難しかったようです。

確かに第三セクター方式への転換で成功した鉄道も、
甘木鉄道など、あるといえばあるのですが、
その多くが、取締役を沿線自治体の首長が務めるなど、
結局は行政主導で運行を続けていて、
車両の更新や駅の新設などハード面は、
目にはっきりとつくぐらいに、改善されても、
ダイヤやランニングコストなどソフト面は、
国鉄時代と何ら変わりがない、そのような状況では、
結果的に、廃止を先延ばしにしたに過ぎなかった、と
結論づけられても仕方がない気がします。
地元から案外冷ややかな目が向けられていたのも、
そうした状況を見据えてのことかもしれません。

私は、公共交通が空白に近い山奥に育ったので、
公共交通の大切さと共に、公共交通の限界もまた、
一方では、理解しているつもりではあります。
ぜひ、公共交通に恵まれた都会の人にも、
綺麗事や感情論ではなく、地域住民の意向や負担も考えて、
公共交通なりモビリティなりを論じてほしいかなと、
田舎者の私は思います。

茨城オート 水戸22あ2017/茨交県北バス 水戸200か・996


茨城オート 水戸22あ2017/日野KC-RR1JJAA+日野車体(Rainbow)

勝田養護学校の特定車です。
トップドアにメトロ窓で、ハイパックシートが並ぶ、
オートの特定車としては標準的な仕様です。
どういう訳か特定車は路線車に比較して、代替が早く、
同型車の廃車が進んでいる中で、この車は、
茨交県北バスへと移籍し、殆どそのままの姿で、
福祉施設の特定車として使用されています。

茨交県北バス 水戸200か・996/日野KC-RR1JJAA+日野車体(Rainbow)

塗装はもちろん、前面のサボ受けなどもそのままで、
せいぜい「特定」と「大子町」のステッカーが目立つ程度で、
オートからの転属車が一定数いる県北とはいえ、
さすがにアウェー感が半端ない状態です。
同じ水戸ナンバーにも関わらず、81Jと異なり
こちらはなぜか再登録してあるのは気になるところです。

茨交県北バスは本日より、十数年振りに、
茨城交通大子営業所へと戻るわけですが、
統合によって車両代替が進むのか、注目していきたいですね。

宮崎交通 宮城200か・181


宮崎交通 宮城200か・181/日産ディーゼルPB-RM360GAN+西日本車体工業(96MC)

日産ディーゼル製ながら、新短期規制に適合するべく、
日野製の直列5気筒インタークーラーターボ付エンジンを搭載した
モデルで乗降口側後部の開口部が特徴です。

宮交では、同じ96MCを架装した、
いすゞPA-LR234J1も在籍していますが、
そちらが乗降口側最後部の側面窓が、
固定窓なのに対し、こちらは開閉可能となっているのも
相違点となっています。

写真の南延岡―高千穂線は、先ごろ廃止となった、
高千穂鉄道の代替バスとしての機能をもっていますが、
もっぱら、このような中型車が使用されており、
このサイズでも事足りてしまうというのは少々寂しいです。
高森までの延伸が叶っていたらのならば、
また違った展開があったのかもしれませんが。

座席カバーや横引きカーテンがいい味を出していますね。