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ジェイアールバス関東 L538-01512

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ジェイアールバス関東 L538-01512/日ディKL-UA452KAN+富士重工業(7E)

東急バス中古車です。東急時代の社番はI208で、
2001年に池上営業所へ投入された車でした。
2013年にJRバス関東へ移籍し、中央道支店に投入され、
高遠さくら祭りのシャトルバスとして使用された後に、
同年中に更に佐野支店へと転属しています。

東急ではノンステップ仕様の日ディ車投入にあたって、
オートマチックトランスミッションしか選択肢がない、
フルフラットノンステップ仕様を避ける形で、
西日本車体工業が開発し尼崎市交通局に投入された
マニュアルトランスミッションも選択可能とされていた
前中間ノンステップ仕様を選択しています。
そのため、2000年式の日ディ車は東急としては初めて
西日本車体工業製車体を架装した車となっていました。

しかし、この車を含む2001年式の日ディ車については
排出ガス規制に伴うマイナーチェンジに際して、
富士重工業も前中間ノンステップ仕様に対応したため、
富士重工業製車体を架装した車となっています。
なお、富士重工業では7Eのマイナーチェンジを実施し、
前面行先表示機周囲の造作やフォグランプの位置等、
細部が変更された、いわゆる「新7E」となっています。

中央道支店には、この車と池上営業所で遼車であった
I207・I208も、それぞれL538-01511・L538-01510として
投入されましたが、この2両も同様に佐野支店に転属し、
2013年にM524-96218と入れ替わる形で、
宇都宮支店から転属してきたM537-94305、
及び、M537-96303、L537-99512を代替しています。
これにより佐野支店は全車ノンステップ車となりました。

鏡面仕上げの路肩灯キセが目を惹きますね。

ジェイアールバス関東 L534-98514


ジェイアールバス関東 L534-98514/三菱KC-MP747K+三菱バス製造(New Aero Star)

東急中古車で、東急時代の社番はNI1782でした。
瀬田営業所に1998年に投入された車で、
淡島営業所を経て、新羽営業所で廃車を迎えました。
2010年に、ジェイアールバス関東に移籍して、
佐野支店へと配置されています。

ジェイアールバス関東では東急1600代に続いて、
L534-98512・L534-98513を宇都宮へ
L534-98515を八日市場へ、L534-98516を館山へ、
L534-98517を小諸支店へ、というように、
東急1700代のノンステップ車を大挙投入しており、
路線車の中では、一大勢力を形成しつつあります。

佐野支店では、東急1600代のNI1678だった、
L534-97504に続く投入となりましたが、
共に、佐野支店では定番の改造ともいえる、
後面窓内へのハイマウントストップランプの増設や、
左折ボイスアラームの設置がなされていますが、
白色LEDデイライトの装着は見送られています。

一方で、改造を施行した工場の違いなのか、JRらしからず
L534-97504とL534-98514とでは細部に違いがあり、
前面の「ノンステップバス」の文字が黒字から青地に、
側窓の「ノンステップバス」の文字が中扉直後から最後部に、
側面の「環境にやさしいアイドリングストップバス」表記が復活、
出入口表記が文字のみからピクトグラム入りステッカーに、
側面前扉直後に入れられた車両称号表記が白字から黒字に、
など、捜せば意外に多くの相違点を挙げることが出来ます。

その中でも特に目立つのは、塗り分け線の違いで、
前方の側窓下部に入れられた青帯が細くなった他、
前方の裾部の塗り分け線が前扉窓下端より下がった上、
後方の吹寄せ部の塗り分け線が補助テールランプより下がり、
特に後面はかなり雰囲気が変わってしまっています。

なお車内は、共に東急時代の姿を殆ど留めていますが、
この車は、液晶運賃表示機を採用したことも特筆されます。

ジェイアールバス関東 M521-94312


ジェイアールバス関東 M521-94312/いすゞU-LV324M+アイケイコーチ(Cubic)

1994年、M521-94308・M521-94309、及び、
M521-94310・M521-94311・M521-94312の
計5両のU-LV324Mが土浦支店へと投入されました。
うち、後者はアイドリングストップ装置付きとなり、
前面行先表示機にそれを示すステッカーが貼られ、
「地球にやさしいアイドリングストップバス」の文字が
前面及び側面腰板へと入れられて登場しました。

JRバス関東では、国鉄時代からの流れを汲み、
いすゞ車はホイールベース5.2mのM尺を選択し、
本型式もホイールベース5.0mのL尺が多い
関東地方では比較的珍しい存在となっています。

2002年に土浦支店から古河支店が分離した際、
うち、M521-94308・M521-94309・M521-94312が
土浦支店古河営業所改め古河支店へと引き継がれ、
東古河妻線用として引き続き活躍をしていました。

古河支店設立後は、古河支店独自の改造として、
行先表示機の系統番号入り方向幕への交換、
座席表皮の赤色(優先席は青色)の柄物への張り替え
行先表示機のLED行先表示機への取り替え、
左折ボイスアラームの取り付けなどが実施されて、
土浦支店に残ったM521-94310・M521-94311とは
次第に差異が見られるようになっていきました。

なお、前面行先表示機の交換に際しては、
方向幕は幅が狭い独特のサイズだったのに対し
LED行先表示機は一般的なサイズとなっています。
また、古河支店ではM521-94312のみの特徴である
アイドリングストップ装置付きであることを示す
ステッカーは褪色・劣化を受けて剥がされました。

2009年にはM521-94308・M521-94309が
相次いで土浦支店へと転属していったものの、
更にハイマウントストップランプが取り付けられ
佐野支店へと引き継がれて、孤塁を守っていました。

2012年にL537-99512投入で中央道支店へ貸し出され、
土浦ナンバーのまま、高遠さくら祭りシャトルバスで
最後の活躍をし、そのまま当地で廃車となりました。