月別アーカイブ: 2010年8月

関東鉄道 1813MK

116FH020005
関東鉄道 1813MK/いすゞKK-LR233F1+いすゞバス製造(ERGAmio)

2001年に水海道市福祉循環バス専用車として、
水海道営業所に投入された1812MK・1813MKは、
いずれも関鉄としては初のエルガミオとなりました。
この2両はいずれも狭隘区間での取り回しを考慮してか
ホイールベース3.75mのF尺となっていることです。
ホイールベース3.4mのE尺も生産期間が短かったため、
なかなかレアな存在として知られているところですが、
目立つ存在のE尺に対し、地味なF尺というところが、
マニア心を擽るポイントです。

投入当初はサンプルカラ―に準じた黄色の塗装で、
側面にMITSUKAIDOのロゴが入れられていましたが、
2010年に水海道市福祉循環バスが廃止されたため、
つくば中央営業所へと転出し、一般路線車に転用され
塗装も一般色(低床色)に改められることになりました。
また行先表示機についても従来の方向幕に替わって
LED行先表示器へ換装が実施されていますが、
側面行先表示器の取り付けに苦心した跡があるのが
車内から確認することができます。

また転用後はつくば市コミュニティーバス・つくバスの
予備車として運用される機会が多かったことから、
運賃箱・運賃表示器の追設が実施されただけでなく、
一日乗車券の発行機も車内前扉脇に追設されました。
これは、1885YT1893YTでも見られますね。

これで安泰かと思いきや2011年につくば北営業所へ転入、
ここでは専ら一般路線車として運用されていましたが、
ここでも活躍は短く、同年中に水海道営業所に転入して
今度は守谷市コミュニティバス「モコバス」をはじめとする、
水海道営業所が担当するコミュニティバス予備車として
元の遼車である1812MKと共に使用されていました。

ところが2013年、「モコバス」の前身「やまゆり号」時代から
この専用車として使用されたきた1816MK1817MKに代わり、
1812MKと共に「モコバス」専用車として抜擢されることとなり
水色地に雲や星や虹、守谷市の鳥、小綬鶏のイラストが入る
「モコバス」専用の外装へと改められています。
ただし、1816MK・1817MKと異なり上半分は白色地のため、
より軽快な雰囲気になっているのがポイントです。

結果的にはこれで三度も外装を改めたこととなりましたが、
今度こそはこのまま暫く安泰だと思われます。

【諸元】
登録番号:土浦200か・214
年式:2004
型式:KK-LR233J1
機関:6HHS(8226cc 225ps/2900rpm)
ホイールベース:3.75m

阪東自動車 293


阪東自動車 293/日ディADG-RA273KAN+西日本車体工業(B型96MC)

以前は日野ユーザーだった阪東ですが、
当時の販売車種中で唯一の新長期適合車であり、かつ、
東武グループでの尿素SCRシステムの試験を意図し、
2006年にADG-RA273KANの284が登場して以降、
2007年にADG-RA273KANの293が、
2008年にPDG-RA273KANの296298が、
2009年にPDG-RA273KANの301が、
それぞれ投入されて、日ディ車が勢力を延ばしていて、
東武グループとしては異色の存在となっています。
2010年もUDトラックス車が引き続き投入されています。

トランスミッションはZF製のトルコンATである
ECOMAT2plusを搭載しています。
5速で、リターダ、アイドリングストップ装置付きであり、
自動停止したエンジンを再始動するペダルが
運転席足元に装着されているのもポイントです。
ただ、トルコンATならではの問題として、
MT車の場合は概ねシフトをニュートラルに入れて、
クラッチを踏むことでエンジンが停止するのに対し、
AT車の場合はタイヤの回転やブレーキの踏み具合を
検知して自動的にエンジンが停止するので、
不本意なタイミングでエンジンが停止してしまうこともあり、
その点は今後の課題とされているようです。

2007年に投入された293は、PJ-KV234L1の294295と共に、
いわゆるご当地ナンバーの一つである柏ナンバーを
阪東で初めて付けたグループとなっていますが、
阪東は同時に希望ナンバー制度を利用して、
登録番号と社番とを揃えるようになったため、
この車の登録番号は、「柏230か・293」となっています。
従って遠目からでも社番が確認可能となり、
我々ファンにとっては有難い存在となっています。

西工製車体を架装しているのも目立ちますが、
この293もウィンカーレンズが変更されているのは、
担当車制である阪東ならではといえるポイントです。