月別アーカイブ: 2009年11月

茨交県北バス 水戸22あ1766

茨交県北バス 水戸22あ1766/日産ディーゼルP-U32K+富士重工業(5E)

西武バス中古車で、少数派の短尺車です。
ホイールベース4.8mの短尺車は、
元々今は亡き田無営業所に配置されていた車で、
管内に狭隘路線を抱えることや、
営業所の敷地自体が狭隘であることから、
このような短尺車を導入していたようです。
オイル点検蓋を車内に設置していたのも、
この田無営業所配置車の特徴です。

同じ短尺車の場合でも、
都営中古は戸袋前の窓が二枚であるのに対し、
西武中古は戸袋前の窓が三枚となっています。
側面方向幕の位置の関係だと思われますが、
後者の方がやや長めに見えるのが面白いですね。

少数派の短尺車だけに茨交でも淘汰が進み、
現在、茨交本体では全廃、県北のこの車が現存するのみです。
田無営業所も滝山営業所西原車庫に移管された今、
このような車も貴重な存在ですね。

阪東自動車 285


阪東自動車 285/いすゞPJ-LV234N1+ジェイバス(ERGA)

阪東のワンステップ車・ノンステップ車は、
ホイールベース4.8mの短尺車と、
ホイールベース5.3mの標準尺車とが混在していますが、
2006年以降、エルガ及びブルーリボンⅡは
今のところ標準尺で揃えられています。

トランスミッションは引き続きトルコンATですが、
ZF製からアリソン製へと変更されました。
両者ともボタン式のセレクターですが、
形状が全く異なるので容易に区別がつくと思います。

我が国のバスのトルコンATといえば、
輸入車の多くが欧州勢に占められてきた経緯ゆえか、はたまた、
国産ノンステ黎明期に欧州の輸入品を多く取り入れたためか、
どうしてもZF製の方が普及率が高いと思いますが、
個人的にはアリソン製の方も魅力的な走りだと思うので、
こちらの普及も進んでほしいかなと思います。

まあ、保守の面では優位でも、
乗り心地、燃費等課題も多いと思いますが。

茨城オート 211J


茨城オート 211J/日産ディーゼルKC-RM211ESN改+富士重工業(8E)

西武バス中古車で、1996年式です。
1996年に西武バスが練馬・上石神井・滝山・
新座・川越・大宮の各営業所へと
37両を投入した、いわゆる「E尺改車」です。
メーカーが標準設定としてラインナップしていた、
ホイールベースが3.9mのE尺車をベースとして、
ホイールベースを特注で3.77mへと詰めていて、
全長は小型車に匹敵する短さとなっています。
当時の西武はダウンサイジングを意図したのか、
前述の如く広域にかつ大量に投入されましたが、
収容量不足で持て余した感もあったようで、
一般的な中型車での代替が進められています。

とはいえ、地方では使いやすいサイズであり、
特殊な車ながらも全国各地へと移籍が相次いでおり、
既に県内でも茨交や関鉄で活躍がはじまっています。
外観では、オートの7E・8Eの場合、黒色が標準だった前扉が
どういうわけかBlueRibbonやRainbowに準じて、
側面と同様に塗装されたことがまさに異彩を放っています。
また、既に152J・161Jでは採用されてはいるものの、
以降もこれまで中古車では方向幕を採用してきた
オートの中古車としては初めて採用された
LED行先表示機もまた目立つポイントとなっています。
また、西武時代は中扉上のみだった足元灯が、
他車に併せて前扉上にも増設されている他、
西武時代は中扉前方にのみ設置されていた
車外スピーカーが撤去された上で新たに、
前扉後方及び中扉後方に設置されるなど、
オートらしく細部に手が加えられています。

一方で車内は殆ど手が加えられておらず、
上半分褐色・下半分薄緑色の内張りをはじめ、
一般席は青系の柄物の座席表皮に、
優先席は赤系の柄物の座席表皮というように、
西武時代の姿を留めています。

担当者制ゆえか、小型車並みのサイズにも関わらず、
特に限定運用を組まれることもなく、
水戸市中心部で見かける機会も非常に多いです。
この車の投入により91Jが代替廃車となっています。