月別アーカイブ: 2009年11月

阪東自動車 296


阪東自動車 296/日産ディーゼルPDG-RA273KAN+西日本車体工業(96MC)

2008年に購入された296、298は、
本型式に移行していますが、基本的に仕様は踏襲されています。
とはいえ細かな変更点は多く、
側面に「Non Step Bus」及び「ノンステップバス」が追加されたこと、
サイドミラーの裏面が黒から白へ変更されたこと、
また、これはメーカー側の仕様変更によるものですが、
テールランプがゴールドキング製へと変更されています。

従来、日野車、いすゞ車を主力に据えてきた中で、
近年、異例といえる日デ車の増備が続いていますが、
今後、阪東の標準車のあり方がどうなっていくのか、
非常に気になるところです。

茨交県北バス 水戸22あ・837

茨交県北バス 水戸22あ・837/日野P-HT225AA+日野車体(BlueRibbon)

万博車の末裔で今や貴重となったHT22系のブルーリボンです。
爆音で有名なRT22系に対して、HT22系は影が薄く、
特に県北では富士重車体を架装する車もいるので、
日野車体のこちらはいまいち目立たない存在ではあるものの、
角ばったリアスタイルなどもっと注目されて良い車だと思います。

特にRC系と同じER200型エンジンの迫力ある音は、
富士重車体よりも日野車体の方がより楽しめると思います。

前面方向幕周囲は特注でブラックアウト処理されていますが、
ブラックアウトが標準仕様となったU-HT系とは、
仕上がりが異なっている点も案外目立つポイントですね。

これら日野車体の万博車は主に茨大前に配置されて、
長距離で朝夕はそこそこの乗客数がいた、
茨城交通茨城線の代替路線としての性格を持つ
石塚方面の路線に多く充当されていたと記憶しています。
間合い運用で市民球場行きなどにも充当されていましたが、
私もこの車の遼車には何度も乗車していて、
県北の中でも特に思い入れのある車です。

同型の遼車の思い出も多く、
839が遅くまで車体更生を受けないままいたこと、
869が故障して走行不能となるのを二度も体験したこと、
(一度目はクラッチ故障、二度目は冷却水漏水でした)など、
今や懐かしい限りです(不謹慎ですが時効ということで勘弁して下さい)。

そういえば、この車が登場して間もないころ、同型車とすれ違った際、
母が「今のバス、ドア開けたまま走ってなかった?」と、
驚いていたこともありました。
茨交ではまだスケルトン車が珍しかった当時、
サッシが黒塗りでガラス面積も大きい同型車は、
確かに遠目にその様に見えたのでしょうね。

リアの帯は元々赤色の太帯と青色の細帯の組み合わせでしたが、
1996年頃に車体更生を受けた際に今の姿となりました。
併せて座席が緑の縦縞のものから緑一色のものに変更され、
同時に車内の塗り直しも実施されました。

この車は腐食防止のためか、現在はモールが撤去されていて、
リアの表情は更に独特なものとなっています。
これら万博車は年内にも淘汰される予定であるとのことですので、
記録される方はお早目に訪ねられると良いと思います。

関鉄グリーンバス G038


関鉄グリーンバス G038/日産ディーゼルKC-RM211ESN+富士重工業(7E)

関鉄では、2008年以降、西武バス中古の中型車が投入されていて、
特に狭隘路線を抱える水戸営業所には3両まとめて配置されています。
しかし、これらは特注でホイールベース3.77mに詰めたE尺改で、
標準のホイールベース3.9mのE尺は今のところこの車だけです。

僅か0.13mの差異とはいえ、前扉直後の側窓のサイズや
前輪タイヤハウス直後のパネルに着目すれば、
比較的容易にE尺とE尺改とを比べることができます。

分離子会社への投入のためか、
関鉄本体に投入されたE尺改がLED行先表示機なのに対し、
こちらは廃車発生品を転用したらしき方向幕となっていて、
その関係で、側面方向幕周囲が違和感ある仕上がりとなっています。

その他、フロントガラス上に設置されている
青色のマーカーランプもちょっとしたアクセントとなっています。

西武ではE尺が20両、E尺改が37両と大量投入された割に、
これらの短尺中型車は持て余していた感が否めないですが、
このように全国各地で活躍している姿が見られるのは面白いですね。