関東鉄道」カテゴリーアーカイブ

関鉄パープルバス P6035


関鉄パープルバス P6035/いすゞPJ-LV234L1+いすゞバス製造(ERGA)

東急バス中古車で、東急時代の社番はE565です。
2005年に荏原営業所へ投入されたいすゞ大型車、
E562・E563・E564・E565の計4両のうちの1両で
2017年に廃車となった後に関鉄へと移籍を果たし、
2019年にP6035として下妻本社営業所へ投入され
新天地である当地において活躍をはじめています。

関鉄では既に東急から移籍してきたいすゞ大型車
9375YT9376TCG5070が投入されていますが
当車はPJ-規制車のため、メーカーの仕様変更で、
側面後方の開口部の位置・形状が変化している他、
屋根上のクーラーのエバポレーターの形状の変化、
灯火器保安基準改正に対応の側面反射材の設置等、
変更点は多くあり新鮮な印象がする仕上がりです。

側面行先表示機が前扉の直後に設けられたことや
ベンチレーターが丸型のもの1基とされたこと等は
年式が近いG5070と共通する部分となっています。

車内は、上半分象牙色・下半分明緑色の内張りに、
灰色の平滑な床材張りの床と東急時代のままです。
座席配置は、9375YT・9376TC・G5070と同様で
まず左側前半が前向き1人掛1列と横向き1+2人掛、
左側後半が前向き2人掛4列、そして通路を挟んで
右側が前向き1人掛5列と前向き2人掛4列とされて、
うち非常口側3~5列目は跳上座席となっています。

座席表皮も、低床部が灰色地に蛍光色の模様入り、
他が水色地に蛍光色の模様入り柄物となっており、
先行する9375YT・9376TC・G5070と共通です。
また、握り棒は黄色および黒色の緩衝剤巻きです。

広大な営業エリアを誇る下妻本社営業所の所属故、
様々な場所で見かけることのできる車です。

【諸元】
登録番号:つくば200か・918
年式:2005
型式:PJ-LV234L1
機関:6HK1-TCC(7790cc 260ps/2700rpm)
ホイールベース:4.8m

関東鉄道 2196TC


関東鉄道 2196TC/いすゞ2SG-HL2ANBD+J-BUS(ERGA)

2019年式の2194MT・2195YT・2196TC・2197MRは
2018年式の2170MT・2171MR・2172MR・2173MR・
2174YT・2175TC・2176RGに続くハイブリッド車で
引き続き、エルガハイブリッドが選択されています。

この4両は、基本的な仕様は2018年式を踏襲しますが、
何といっても目を惹くのはこれまで関鉄の標準だった
オージ製の橙色(側面矢印は緑色)のLED行先表示機
DL-91D-1470F・DL-91BX-740F・DL-91C-1240Fに代え
レシップ製の白色で一部フルカラーのLED行先表示機
DFE-C11CW・DFE-C22CW・DFE-C33CWが採用され
文字通り異彩を放つ存在となり、注目を浴びています。

このうち前面行先表示機として搭載のDFE-C11CWは
左側(進行方向右側)48×40ドットが729色表示対応、
右側144×40ドットが白色単色となっているのが特徴で
系統番号部分のみフルカラーによって表示できますが、
関鉄では今のところ白色単色表示で運用されています。

また、後面行先表示機として搭載のDFE-C33CW/は、
従来採用のDL-91C-1240Fに比べて、表示部の横幅が
1142mmから792mmへ狭まったことが特筆されます。
ドット数も20×168ドットから20×120ドットとなって
表示も自ずとこの条件に応じる必要が出てきています。
前面と同様に、左側48×20ドットが729色表示対応で
残りの右側72×20ドットが白色単色となっています。

側面のDFE-C22CWは、従来のDL-91BX-740Fと同様に
短冊5列仕様とされ、レシップらしかぬ雰囲気ですが
矢印はレシップらしく蛍光ステッカーとなっています。

車内もまた基本的な仕様は2018年式を踏襲しており、
内張りは灰色、床は濃灰色木目調の平滑な床材張り、
座席はメーカー標準の樹脂製シートバックとされて
座席表皮は、優先席が青色地に紺色のハートマークと
黄色の優先席ピクトグラム入りの柄物とされており、
一般席が青色地に紺色のハートマーク入りとされて、
座席配置はもメーカーが設定するラッシュ型ながらも
右側も前輪タイヤハウス上の座席が省略されました。

握り棒は座席背面のものが黒色である他は橙色とされ、
降車釦はレシップ製からオージ製へと戻されたものの
カラーユニバーサルデザイン機構のCUD認証を取得し
押しボタンに突起が設けられて押しやすくなった上に
文字もユニバーサルデザインフォントへと変更された
最新型であるオージ製WS-280に変更され目立ちます。

現行のエルガハイブリッドの標準尺仕様たる本型式は
今のところ現存する11両全てが関鉄へ納車されており
実質的には関鉄専用車種と呼べる状態となっています。

【諸元】
登録番号:土浦200か1687
年式:2019
型式:2SG-HL2ANBD
機関:A05C-K1(5123cc 260ps/2300rpm)
ホイールベース:5.3m

関鉄パープルバス P6033


関鉄グリーンバス P6033/いすゞ2KG-LR290J3+J-BUS(ERGAmio)

桜川市コミュニティバス「ヤマザクラGO」専用車で
2018年に下妻本社営業所へと投入されています。

当初、2016年10月1日から半年間の実証実験として、
筑波山口~桜川市役所真壁庁舎間で運行を開始した
広域連携バス「桜川市バス」は、運行期間延長を経
2017年10月1日からは「ヤマザクラGO」と改称し、
桜川市役所岩瀬庁舎まで路線延伸を果たしています。
この改称と同時にさくらがわ応援大使を務めている
同市出身の声優、櫻川めぐさん担当による車内放送に
切り替えられたことも、力の入れようが窺えます。

実証実験開始時に際し1912G1944YT、1945MKが
下妻本社営業所へと転入し、専用車となりましたが、
P6033の投入と同時にP002、P6034が専用車とされ
輸送力の強化が図られ、乗客が定着している様です。

外観は薄桃色を地色として、桜の花が散りばめられ、
雛人形や筑波山、雨引観音など名所名物が描かれた
可愛らしい専用の外装が、遠目にも目立つ存在です。
リアには桜川市のゆるキャラ「いしおさん」と共に
真壁高校のゆるキャラ「まかぴょん」も描かれます。
前面行先表示器脇の車椅子マークが電照式とされて、
ヘッドライトのロービームもLEDとされたこと等は
関鉄本体の2018年式自社発注車と共通しています。

またサクラサク、サンキューサンキューにちなんで
登録番号が希望ナンバー制度で3939を取得しており
関鉄の路線車としては、珍しい存在となっています。

車内は、灰色の内張りや濃灰色石目調の床材などは
関鉄本体の自社発注車と共通する仕様とされますが、
座席配置は、メーカー設定の郊外Ⅱ型とされたため
左側前半が前向き1人掛2列、後半が前向き2人掛3列、
右側が前向き1人掛1列・前向き2人掛7列とされて、
4・5列目は2人掛ながらも折畳座席となっています。
右側前輪タイヤハウス上に座席が設けられたことも
関鉄本体の近年の自社発注車とは異なるところです。
座席表皮も2005TR以降で採用されていた柄物とされ、
おおむねG5083と共通の仕様ということができます。
また降車釦はレシップ製KSP-400、握り棒は橙色です。

筑波山口~岩瀬中央公民館間の路線バスが廃止になり
以来バスでの移動が困難になってしまったこの区間に
こうして路線バスが復活したことは喜ばしいですね。

【諸元】
登録番号:土浦230あ3939
年式:2018
型式:2KG-LR290J3
機関:4HK1-TCS(5193cc 210PS/2400rpm)
ホイールベース:4.4m