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茨城オート 01J

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茨城オート 01J/日野P-RJ172BA+日野車体(Rainbow)

オートの主力、「一つ目レインボー」の生き残りです。
同年式の自社発注大型車が廃車になっていますが、
中型車であることが幸いしてか活躍を続けています。
この車は1985年式ですが、この年の増備車は、
大型車主体であり中型車は01Jが唯一です。

画期的な中型スケルトンバスとして
全国的に投入されてきた「一つ目レインボー」も、
大分姿を消しているようですので、
前部に搭載されたクーラーのエバポレーターが目立つ
個性的なスタイリングを残しながら
現役で活躍する姿を記録し続けたいものです。

車内は上半分が褐色・下半分が茶色とされ、
座席は乗降口側が一人掛、非常口側が二人掛が主体で、
表皮は臙脂色に花柄の刺繍が入れたものです。
床は木床とされています。
また前扉直後に保護網が設置されているのも目立ちます。

手入れが行き届いているオートとはいえども、
流石に経年による老朽化は否めず、
内外共に痛みが見られます。
2008年に201Hの投入により廃車となりました。

茨城オート 151H


茨城オート 151H/いすゞU-LV324K+アイケイコーチ(Cubic)

東京都交通局中古車で、
1990年式で都営時代はW代の局番だった車です。
茨城オートとしては初登場となるCubicで、
川重車体工業・アイケイコーチ・いすゞバス製造といった、
いすゞ純正車体もこの車が初めての導入だと思います。

元々は日野ユーザーだったオートですが、
中古車を導入するようになって以降、
中古車はいすゞ車の導入が多く見られ、
特定車では遂に、いすゞ車の自社発注車も登場しています。

外観ではクーラーがビルトインクーラーとされたものの、
俗に弁当箱と呼ばれる箱型通風器は残されています。
加えて、ギアがフィンガーシフトとされたのもポイントです。
また、リアのナンバーが左寄りなのはW代後期車の特徴です。

投入に際して、前扉上に足元灯が増設された他、
屋根上のマーカーランプの撤去や、各方向幕のサイズ変更、
既存の車外スピーカーの撤去及び新品のスピーカー設置、
バンパーへのサボ受けの設置などが実施されています。

一方で車内は都営時代のままとされていて、
上半分白色・下半分灰色とされた内張りや、
水色で滑り止めのイボが付けられた床材、
都営らしい青色一色の座席表皮などはそのままです。
フロントガラス下部のパネルまで、
床材と併せた水色なのが目を惹く他、
優先席は座席表皮の色は他席と同一ながらも、
肘掛付きの三方シートとされた上で、
周囲の床材がイボ付きの灰色のものへと
変更されているのもポイントです。

茨城オート 21J


茨城オート 21J/日野P-RJ172BA+日野車体(Rainbow)

路線バスとして初のスケルトン車体を採用した、
いわゆる「一つ目」レインボーは茨城オートの主力でしたが、
徐々に数を減らしてきています。

茨城オートの車の特徴の一つに側面窓に張られた
「偕楽園入口歴史館方面」のステッカーが挙げられます。

茨城交通、関東鉄道、茨城オートとも、
名前に「偕楽園」が入ったバス停は存在しますが、
茨城交通は偕楽園北側の常磐神社の裏手に、
関東鉄道は偕楽園南側の偕楽園駅前に、
それぞれ「偕楽園」という名のバス停を持ち、
それぞれ「偕楽園」行きの路線を持つのに対し、
茨城オートの場合は少々離れた歴史館の前に、
「歴史館偕楽園入口」という名のバス停を持っていて、
「偕楽園」行きの路線は持っていないのですが、
偕楽園アクセスのアピールとして、このステッカーが役だっています。
ただし、当然ですが「歴史館偕楽園入口」バス停を経由しない系統で
運用される場合もこのステッカーは貼ったままです。
まあ地元の利用者は間違えることは無いと思いますので、
余計な心配は要らないと思いますが。

このステッカーは従来は青と赤の二色刷りでしたが、
最近、カラーの物に全車取り替えられた様です。
また併せて京成百貨店前(泉町一丁目)を経由する旨の
ステッカーも追加されています。
関東鉄道の様に京成系列ではないにも拘らず、
オートがこうしたステッカーを掲出しているのは、
大変親切なサービスだと思います。

他にもオートでは、沿線の見和・見川商店会が発行する、
ミミカードまたはシールが回数券や定期券を購入する際に、
1枚500円として利用できるという
地域に密着したサービスも実施されています。
小回りが効く事業者ならではのサービスと言えますね。