茨城オート」カテゴリーアーカイブ

茨城オート 111H


茨城オート 111H/日野KC-HT2MMAA+日野車体(BlueRiboon)

茨城オートの大型路線車としては、
一番最後に投入された自社発注車で、
これ以降の大型路線車の増備は
今の所、全て中古車投入で賄われています。

同型式では富士重工業製車体を架装する
101Hにおいて、既に採用されている
ブラックサッシとブロンズガラスの組み合わせが、
日野車体工業製車体を架装する車としては
初めて採用されたのもポイントとなっており、
二段窓とはいえ高級感のある仕上がりです。

茨城オート 12J


12J/日野P-RJ172CA+日野車体(Rainbow)

いわゆる「一つ目レインボー」に続いて投入された車で、
1989年に11J・12Jの2両が投入されていますが、
登録番号は続番ではなく、ロットは分けられています。
なお、元号の変化に応じて、
この車から社番の付番体系が変えられており
少々ややこしくなっています。

外見こそ、メーカーのモデルチェンジに加えて、
目立つのはなんといっても塗装が明るめになった点ですが、
内装は、相変わらず木張りの床とされていて、
座席は褐色に臙脂色のチェック柄の表皮となる等、
ほぼ「一つ目レインボー」を踏襲しています。
ただし、内張りがに上が褐色・下が茶色のものから、
褐色一色のものへと変更され少々明るい雰囲気となりました。

他車にも共通することですが、
外見は茨城交通と色違いといった印象でも、
内装は塗装や保護網の設置など、
茨交のそれとはかなり異なっている点に、
茨城オートの独自性を感じます。

茨城オート 182H


茨城オート 182H/いすゞU-LV324KS+アイケイコーチ(Cubic)

オートで初導入となる国際興業中古車で、
いすゞ車の投入としては東京都交通局中古車に続くものです。
ホイールベースこそは4.8mのK尺としながらも、
フロントオーバーハングを0.14m詰め、全長を9.99mに抑えた
ショートフロントオーバーハング仕様であることが特徴の
国際時代の社番が7000代であった車です。
前扉と前輪タイやハウスとの間隔に注目すると、
フロントオーバーハングの短さが分かると思います。
なお、7000代では当初、側面方向幕は標準サイズで、
設置箇所は中扉の直後とされていましたが、
この車は1991年式以降に採用された大型サイズで、
設置箇所は戸袋窓の前方とされています。

国際興業時代の社番は7213で、1992年式です。
この車は大宮営業所に新製投入され、
最後は飯能営業所で活躍していました。
国際時代に車体更生を受けており、
車内にはその際の交運社の銘板もあります。

オートへの移籍に際しては、他車と同様に
前扉上にも足元灯増設されたことの他、
国際時代は前中扉間にのみ設置されていた
車外スピーカーが撤去された上で新たに、
前扉後方及び中扉後方に設置されたこと、
屋根上のマーカーランプも撤去されたこと、
前面方向幕が横方向が少々詰められたものへ、
側面方向幕が標準サイズのものへと、
それぞれ交換されたことなど、改造されています。
リアの乗降中ランプも移籍時に取り付けられたようです。

一方、車内はあまり手がつけられていない様で、
黄緑色一色の内張りが印象的です。
中扉窓のステッカーも残っています。