月別アーカイブ: 2015年4月

関鉄パープルバス P025

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関鉄パープルバス P025/日ディKL-UA452KAN改+富士重工業(新7E)

東急バス中古車で東急時代の社番はSI315です。
2003年に下馬営業所に投入された車ですが、
2010年に目黒営業所に転入、M315に改番の上
目黒で活躍しましたが2014年に廃車となりました。
その後、関鉄に移籍を果たし2015年にP025として
下妻本社営業所へ投入、活躍をはじめています。

この車は、ワンステップ仕様をベースとしながらも、
前半部のみノンステップ化を図ることによって、
駆動系を簡素化した廉価版のノンステップ仕様、
日産ディーゼルUAシリーズ・ノンステップType-Gで
マニュアルトランスミッション仕様なのが特徴です。

車体は富士重工業製新7Eを架装していますが、
関鉄としては初となる新7Eのノンステップ車であり、
早速注目を浴びていますが、県内では既に同型車の
L538-01511・L538-01510・L538-01512・L538-02502、
及び、復刻塗装車「黄色いつばめ」のL538-02503が、
JRバス関東の佐野支店と土浦支店で活躍しており
そういう意味では既にポピュラーな車種ですね。

塗装は低床色で、側面窓周囲の黒色塗装についても
省略されることなく施され、好ましい仕上がりです。
また行先表示機は新品のLED行先表示機ですが、
側面行先表示機の位置は変わらず前扉直後です。

車内は他車と同様概ね東急時代のままとなっており
内張りは上半分象牙色・下半分薄緑色のもののまま、
床材も濃灰色の平滑なもののままとなっています。
また握り棒は橙色の緩衝剤が巻かれよく目立ちます。
全体的に状態は非常に良く、新車と遜色がありません。
但し、停留所名表示器は省略されています。

座席配置は乗降口側前半が前向き1人掛が1列と、
横向き1+2人掛、中扉より後半が前向き2人掛4列、
非常口側が前向き1人掛5列と前向き2人掛4列で、
そのうち4列目・5列目が折畳座席とされています。
座席表皮は横向き座席のみ水色柄物とされており、
他は群青色柄物となっており、華やかな印象です。

関鉄では少数派になってしまった日産ディーゼル車も、
最近は少しずつ増えており、趣味的には嬉しいですね。

【諸元】
登録番号:つくば200か・570
年式:1999
型式:KL-UA452KAN改
機関:PF6HTA(12503cc 240ps/2100rpm)
ホイールベース:4.8m

茨城交通 水戸200か・408


茨城交通 水戸200か・408/三菱U-MP218K+新呉羽自動車工業(AeroStarK)

東京都交通局中古車で、元局番はB-X446です。
1991年に渋谷自動車営業所に投入された車で、
2002年に廃車された後、茨交へ移籍を果たしており
2003年に勝田営業所へと配置されています。
なお勝田営業所には元V-X515も配置されています。

茨交においては、かつて三菱車は少数派であり、
とりわけ大型路線車に関しては1991年に投入された
自社発注車の1472が初の三菱車となりました。
以来、基本的に三菱車については中型車を除いて
三菱自動車工業製車体を架装していることもあって、
現在に至るまで、この408は茨交としては唯一無二の
新呉羽自動車工業製エアロスターKを架装する車で
茨交にあっては非常に目立つ存在となっています。

都営では都市新バス仕様の車や一部の中型車を除き、
ツーステップ車では銀サッシの二段窓が標準ですが、
三菱車に限ってはどういう訳か黒サッシの二段窓が、
三菱自動車工業製・新呉羽自動車工業製を問わず
N代(1984年度車)から早くも採用されているために、
この車も黒サッシの二段窓が奢られ目を惹きます。

また新呉羽自動車工業製だけに見られる特徴として
乗降中表示灯を設置した関係なのだと思われますが、
補助ブレーキランプ及びバックランプが横倒しとされ、
不思議な印象のテールランプ配置となっています。

その他、外観では屋根上に並ぶ四角形の通風機が
如何にも都営らしいアイテムとして目立つところです。
側面行先表示機は前扉直後に設置されたままですが、
移籍時に、前扉脇のコーン型の車外スピーカーを撤去し、
中扉脇にトランペット型の車外スピーカーを新設したのは
如何にも茨交らしい改造ということができるでしょう。
同時に屋根上のマーカーランプも撤去されています。
ライトベゼルは当時投入された中古車では一般的な
銀色に塗装されており、表情も変化していますね。

車内は移籍時の車体更生により茨交らしくなっており、
内張りは上半分象牙色・下半分薄緑色に改められ、
また座席表皮は全席緑色一色のものに変わりました。
ただし、座席配置自体はそのままとなっています。

車齢20年超の経年車ですが、貴重な存在ですので、
末永く活躍して欲しい車ですね。

関鉄グリーンバス G069


関鉄グリーンバス G069/いすゞKK-LR233J1+いすゞバス製造(ERGAmio)

国際興業中古車で国際時代の社番は2081です。
2081は1997年から2005年まで増備されてきた、
ワンステップ仕様の中型車、2000代のうちの1両で
2002年に練馬営業所へ新製配置されたものの、
2003年には鳩ヶ谷営業所を経て川口営業所へ、
2009年には戸田営業所へ、と転属を繰り返しました。

廃車となった後、関鉄へ移籍を果たし、G069として
2015年に石岡本社営業所へ配置されました。
関鉄としてはG023・G024・G025・G026の投入以来、
実に8年振りとなる国際興業中古車の投入です。

外観で目を惹くのは前面行先表示機脇に貼られた
車椅子ステッカーが「スロープ付」と書かれたもので
後面窓に貼られた「ERGAmio」のステッカーと共に、
国際時代の名残となっていて注目されるところです。
また、前方と後方の屋根上に丸型通風機があること
側面行先表示機が戸袋窓脇に設置されていることが
自社発注車との大きな相違点となっています。
なお側面窓上段の引違窓部分はサッシありです。

車内は内張りが上半分象牙色・下半分灰色のまま、
床は濃灰色の床材張りのまま等、概ねそのままで
特徴的な中扉窓部分のステッカーをはじめとして、
ステッカー類がいくつか残されたのも嬉しいところです。
床に貼られた注意書きのステッカーもそのままです。
なお停留所名表示器の設置は見送られています。

座席配置についても基本的に国際時代のままで、
乗降口側は前半が前向き1人掛1列と横向き2+2人掛、
後半が前向き2人掛2列でうち横向きが優先席とされ、
非常口側は前向き1人掛5列と前向き2人掛3列で
そのうち4・5列目が車椅子固定用の折畳座席です。
座席表皮は優先席が赤紫色の柄物とされており、
それ以外は群青色の柄物と、これもそのままです。

エルガに続きエルガミオの中古車が登場するとは、
時代の流れを感じるところですね。

【諸元】
登録番号:土浦200か1413
年式:2002
型式:KK-LR233J1
機関:6HHS(8226cc 225ps/2900rpm)
ホイールベース:3.4m