月別アーカイブ: 2012年5月

つくば時刻表 2012春夏号


私のサークル、筑波大鉄研「旅と鉄道の会」が発行する「つくば時刻表」
その最新号である、「2012春夏号」の頒布が開始されました。

「つくば時刻表」はつくばエクスプレス・常磐線と、
つくば市内の全ての路線バスを網羅した時刻表です。
「2012年春夏号」は4月6日のダイヤ改正だけでなく、
来る6月18日のダイヤ改正にも対応しています。

なお、Twitter等で話題のフライヤーは、
こちらからダウンロードできますので、
ダウンロード頂き、ご活用頂ければ幸いです。


今回から新たな試みとして、かねてより要望の多かった
バス路線図のカラー化に踏み切りました。
お値段は据え置きです。

また、先日、北条をはじめ、つくば市北部を襲った竜巻に関して、
このような広告を掲載させて頂いております。

つくば市公式サイトの通り、現地では駐車場が不足しています。
現地にお越しの際は、路線バスをご利用ください。


裏表紙は農業天使バラキちゃんです。
今回も、茨城の農家を舞台にしたアニメ、「あぐかる」
茨城は負けない!キャンペーンの一環として、
このような形で応援広告を頂いております。

今回は、路線図の作成を担当させて頂きました。
日頃の利用だけではなく、乗車や撮影にも便利ですし、
ダイヤ・路線研究の資料的価値もありますので、ぜひお求めください。
つくば市内の各書店、つくば駅構内の土産物店の他、
書泉グランデさん・書泉ブックタワーでも取り扱っています。

関東鉄道 9246MK


関東鉄道 9246MK/いすゞU-LV324M+富士重工業(7E)

松戸新京成バス中古車です。
2002年以降、京成バスグループの中古車を
継続的に、大量に投入してきた関鉄ですが、
2005年、初の新京成バスグループ中古車として、
9241YT・9242YT・9243MK・9244TC9245YT・9246TCの
計6両が突如として投入され、驚かされました。

いずれも、ホイールベース5.2mのM尺車とされ、
ホイールベース5.0mのL尺車が多い当地では、
なかなか珍しい型式の登場となりました。
扉配置は1992年式まで新京成の標準であった中引戸で、
乗降口側後方の開口部が、同時期に製造された、
7E架装のいすゞ車で一般的なパンチングメタルではなく、
エキスパンドメタルとされていたのも特徴でした。

年式は全て1990年式で、車令15年での移籍であり、
既に、京成から1992年式が関鉄入りしていた中で、
このような経年車が投入されたことは不思議ですが、
バンパーが、関鉄の7Eで一般的な黒色や銀色ではなく、
8Eのワンステップ車のように車体色とされており、
黒サッシの側窓と相俟って、スマートな仕上がりとなり、
経年を感じさせる雰囲気はありませんでした。
なお、9245YTは後に銀色のバンパーに変更されています。

車内も座席表皮が投入時に張り替えられており、
加えて、停留所名表示機も取り付けられた為に、
経年車とは思えない、綺麗な姿とされていました。
ただし、上半分クリーム色・下半分焦茶色の内張りや、
焦茶色の滑り止め付きの床材が張られた床などは
新京成時代のままとされ、更生は行われていません。

しかし、元々経年車であっただけに活躍は短く、
2009年には9240YTがまず廃車となり、
2010年には9242YT・9243MK・9245YTが
2011年には9244TCが廃車となってしまいました。
残る9246TCは、2010年に水海道営業所に転属、
つくばナンバー圏への移籍となったために、
新たにつくばナンバーで再登録がなされ
このグループでは最後の1両として活躍しています。

【諸元】
登録番号:つくば200か・283
年式:1990年式
型式:U-LV324M
機関:6QB2(11781cc 230ps/2200rpm)
ホイールベース:5.2m

追記:
ゴリケル様の御指摘により
加筆・修正致しました。

関鉄グリーンバス G022


関鉄グリーンバス G022/日産KK-BHW41+日産車体(civilian)

関鉄土浦タクシー中古車です。
つくば市福祉循環バス「のりのりバス」用として、
2001年に関鉄土浦タクシーに投入された車で、
「のりのりバス」時代は、メーカーが設定している、
ブルーイッシュグリーンとホワイトのサンプル色の上に
白色をベースに、前面が灰色、扉周りが黄色とされ、
桃色の水玉模様が入るラッピングを纏っていました。
「のりのりバス」は、当初11コースが設定されており、
筑波学園タクシー協同組合が受託していましたが、
車両は、組合を構成する各社が保有する形となっており、
車両、及び、担当会社は、原則的にルート毎に固定され
関鉄土浦タクシーの車は、うち1コースで運用されました。
そのため、コース番号及び経由地は車体に直接描かれ、
検査時等の代走は、マグネットで対応していた様です。
また、車体側面のイラストは各車毎に異なっていました。


関鉄土浦タクシー 土浦800あ・773/日産KK-BHW41+日産車体(civilian)

車体後部には、観音開きの大きな扉が設置され、
その内部には車椅子用のリフトが設置されていて、
福祉バスらしく、車椅子での乗車にも対応していました。
そのため、特種用途自動車扱いとされており、
8ナンバーを付けていたことが目を惹きます。

ただし、当初は電動車椅子には対応しておらず、
電動車椅子利用者に対する乗車拒否問題が、
市議会で槍玉に挙げられたために、2005年に、
電動車椅子対応の車止めが追設されています。
その他、車内にはメモリーブザーや音声合成放送装置、
停留所名表示機、時計なども装備されていましたが、
運賃は無料だったため、運賃箱はありませんでした。

前述の問題の他にも、裏付けに乏しいものの、
経路無視での運行や間引き運行などのトラブルも
担当タクシー会社の一部で発生していたらしく、
2006年のつくば市コミュニティーバスの再編に伴う、
「つくバス」への移行、及び、有料化に際しては、
乗合バス事業の認可を受けている関東鉄道へと
委託先は切り替えられ、車両も移管されませんでした。

従って、これまで「のりのりバス」を担当していた各社は
所有していた専用車を持て余すこととなってしまい、
幸い、関鉄土浦タクシーが所有していた専用車は、
この時、関鉄グリーンバスへと移籍を果たしたものの、
未だに、専用車をラッピングを剥がしただけの状態で、
車庫の片隅に留置している会社も見受けられます。

さて、関鉄グリーンバス石岡営業所へと投入され、
G022の社番を付されたこの車もラッピングが剥がされ、
ラインオフ時のサンプルカラーの姿へと戻された上、
かすみがうら市コミュニティバス予備車に転用され、
専用車として同営業所へ投入されたG015の検査時等に、
それを示すステッカーが貼られて代走を務めています。
また、ロンシール工業特定車であるG008・G029の
予備車も務めるなど、多方面で活躍しています。

板金の跡か、上半分のブルーイッシュグリーンの部分も、
下半分と同じホワイトで虫食い状に塗装されており、
なかなか奇妙な仕上がりとなっているのもポイントです。

【諸元】
登録番号:土浦200あ・538
年式:2001年式
型式:KK-BHW41
機関:6QB2(4169cc 125ps/4000rpm)
ホイールベース:3.69m