月別アーカイブ: 2011年11月

つくば時刻表 2011秋冬号

私のサークル、筑波大鉄研「旅と鉄道の会」が発行する「つくば時刻表」
その最新号である、「2011秋冬号」が先日、発売になりました。

「つくば時刻表」はつくばエクスプレス・常磐線と、
つくば市内の全ての路線バスを網羅した時刻表です。
Twitterでも話題になった、この「つくば時刻表」は
日頃の利用だけではなく、乗車や撮影にも便利ですし、
ダイヤ・路線研究の資料的価値もありますので、ぜひお求めください。
つくば市内の各書店の他、神保町の書泉グランデさんでも取り扱っています。
そして、裏表紙は…

またも、農業天使バラキちゃんが!
今回も、茨城の農家を舞台にしたアニメ、「あぐかる」
茨城は負けない!キャンペーンの一環として、
このような形で応援広告を頂きました!
私の実家も農家なのですが、皆様もぜひ茨城の農業を応援してくださいね。
そして「あぐかる」も面白いので、ぜひご覧ください。

もちろん、あの有名サイトさんから、今回も広告掲載頂きました。
こちらも、思わずニヤリとしてしまうデザインとなっています。
ぜひ、ご確認ください。

ちなみに、裏表紙の裏面には、「バスの乗り方」も、
イラストで判り易く紹介させて頂いております。

阪東自動車 306


阪東自動車 306/三菱LKG-MP37FK+三菱ふそうバス製造(AeroStar)

2011年、阪東には春季に304
242の代替のために投入されました。
これは297以来の三菱車投入として注目を浴びましたが、
続く秋季に投入された、305・306の2両はメーカーが分かれ、
305はいすゞ車、306は三菱車となりました。

2008年以降、日産ディーゼル車を主力として投入し
日産ディーゼルがUDトラックスとなった後も、
その方針を引き続き踏襲してきた阪東でしたが、
2011年にUDトラックスがバス事業から撤退したことで、
車種選択の方向性が多様化しているようです。

うち、306は304のリピートオーダーといった趣で、
内外ともに変更点は目立ちません。
強いて差異を挙げるならば、側面中扉付近に貼られた
PASMO、及び、国交省標準仕様ノンステップバスの
ステッカーの貼り付け位置が異なることぐらいでしょうか。
クーラーが阪東らしくデンソーを選択しているのが、
少々気になる点と言えなくもないですが、
これは先行投入された304と共通です。

ただ、担当車制の阪東らしく、この車も投入後直ちに
サイドウィンカーレンズの変更が行われていて、
前面バンパーに取り付けられたナンバーステーと共に、
非常にスタイリッシュな印象となっています。

現行モデルのLKG-代では、先行するPKG-代のうち、
三菱ふそうバス製造製車体のノンステップ車と同様、
ノンステップ車であっても、車体後半部の設計を
ワンステップ車と共通としたため双方の車高が揃えられ、
ノンステップ構造となる車体前半部では室内高が高く、
その結果、天井と吊革の支持棒とがかなり離れるなど、
非常に強い違和感を覚える内装となっています。

一方で、側扉は前扉・中扉とも開口部の高さが
ノンステップ車としては一般的な高さのままとしたため、
鴨居部分が非常に太くなっており圧迫感があります。
また、側窓の下辺は中扉前後で揃えられておらず、
中扉前方の天地方向に拡大された側窓と相俟って、
不思議な印象のサイドピューとなっています。
なお、この側窓下辺の不揃いを隠すために、
中扉後方の側窓下部を黒塗りとすることで、
下辺を揃えたように見せている事業者もありますが、
阪東では、そのような仕上げは行っていません。

ミッションは阪東らしくトルクコンバーター式の
オートマチックトランスミッションとされていますが、
これは現行モデルのメーカー標準仕様でもあります。

藤田荷役 室蘭200か・406


藤田荷役 室蘭200か・406/いすゞU-LV324L+富士重工業(7E)

東武バスセントラル中古車で、
東武時代の塗装そのままに活躍している、
バスファンにはつとに有名な車です。…(参考記事)

東武は、京急には及ばないものの、
低床化に対して早期から取り組んでおり、
いすゞ及び富士重工業の協力体制のもと、
1992年には東武初のワンステップ車として、
2203・2204の2両を足立営業所へ投入しています。

この時期のいすゞのワンステップ車といえば、
俗に「東京都型ワンステップ」と呼ばれる、
低床部が後部まで続く造りのLV870系がありますが、
東武が投入したのは、ツーステップ車ベースで
俗に「京急型ワンステップ」と呼ばれる、
低床部が中央部までとなる造りの車であり、
一般的な路線車のLV324系の改造車とされました。

車体は東武らしく富士重製7Eが選択されましたが、
前面にセフティーウィンドーが設置されており、
前面ウィンカーはそれを避けてバンパーに設置したため、
前面バンパーの端部に窪みが設けられています。
また、フロントグラス下部を樹脂製としてブラックアウトし、
前面バンパーを東武標準の黒色ではなく橙色としたため、
非常に独特な表情を生み出すこととなりました。
扉配置は後折戸主体の東武らしからぬ中引戸ですが、
これは東武の都内向けとしては標準的な仕様です。

1993年にもワンステップ車、2269・2270の2両を
足立営業所へ投入、仕様もほぼ踏襲されています。
このうち、2270が藤田荷役へと移籍しました。
藤田荷役では苫小牧駅とイオン苫小牧を結ぶ
無料のシャトルバスとして専ら使用されています。

改造は最小限に留められているようで、
方向幕部分にはステッカーが貼られた他は、
側面の特徴的なサボ式の出入口表記から、
後面の「車間保持」ステッカーまでそのままで、
側面の広告枠も既存のものが再用されています。
ただし、ミラーは凍結対策からか交換されています。

※本日付で阪東自動車路線車一覧を更新しました。