月別アーカイブ: 2011年10月

関東鉄道 9201MK


関東鉄道 9201MK/日野P-HT235BA+日野車体(BlueRibbon)

京成中古車で、京成時代の社番は4472です。
新製以来、ずっと花輪車庫に所属していた車です。

水海道営業所に配置されたP-代京成中古車は、
9198MK・9200MK・9201MK・9202MK・9203MKの
5両に及びましたが、うちいすゞ車の9198MKを除き、
日野車の本型式で揃えられていました。
更に、9212TKがつくば北営業所から転入したため、
最終的に本型式は5両が出揃いました。

自社発注車P-HT233BAの場合は、特注で
前面方向幕周りをブラックアウト処理したため、
引き締まった近代的な外観となっていましたが、
京成中古P-HT235BAは内陸中古P-HT236BAと同様、
前面方向幕周りは元々従来通り車体色であったため、
関鉄入りに際しても白色に塗装されてしまったため、
なんとも垢抜けない印象となっていました。
これに加えて、9163TC・9164TC・9165TCの場合、
ライトベゼルが銀色とされ、古臭い印象でしたが、
続いて移籍した9174TR・9175TR・9176TC以降は
ライトベゼルを黒色として、少々近代化された印象でした。

続いて移籍してきた、9199TR・9201MKは
前面方向幕周囲を黒色に塗装して登場していますが、
同時期に移籍した9200MK・9202MKは白色のまま、
その後も9203MK・9211MT・9213RGは黒色でしたが、
何故か9210MT・9212TK・9215YTは白色に戻り、
最後の9216YTは何故か自社発注車P-HT223AAに倣い、
前面方向幕周囲を車体色として登場しています。

移籍に際して改造は最低限に留められたと言ってよく、
茶褐色の内張りや茶褐色の滑り止め付き床材張りの床等、
車内は京成時代の姿、ほぼそのままとされています。
また、座席表皮は一般席が緑色、優先席が灰色の、
新製当初の座席表皮のまま移籍しており、
移籍当初から座席表皮の痛みがみられましたが、
結局、そのままの状態で2011年、9334MKに代替されるまで、
およそ7年間に渡って活躍を続けていました。

【諸元】
登録番号:土浦200か・565
年式:1990
型式:P-HT235BA
機関:M10U(9880cc 230ps/2500rpm)
ホイールベース:5.2m

筑波大学学園祭「雙峰祭」 同人誌頒布

10月8日・9日・10日に開催される、
筑波大学学園祭「雙峰祭」にて、
拙同人誌を頒布します。
場所は第一エリアH棟1H101教室、
企画名「でんしゃであそぼう」です。
企画について詳しくはサークルの方をご覧ください。

駐車場に限りがありますので、お手数でも、
なるべく公共交通機関をご利用ください。
つくばセンター(TXつくば駅)6番のりばより、
筑波大学中央行き、または、筑波大学循環に乗り、
「大学会館前」バス停で下車されると便利です。

今回取扱する作品は、夏コミの残部である、
研究誌「TurnTable」No.96a・96bとなります。新刊はありません。
No.96aは、筑波研究学園都市地区の関東鉄道バス特集、
No.96bは、常磐緩行線と水戸地区の関東鉄道バス特集です。
また、毎度お馴染みの走行音CDも販売します。
作品リストはこちらをご覧ください。

土浦地区タクシー協同組合 土浦300あ・202


土浦地区タクシー協同組合 土浦300あ・202/日産TA-QGE25+日産車体(CARAVAN)

土浦市でNPO法人「まちづくり活性化土浦」が
運行しているコミュニティーバス、
まちづくり活性化バス「キララちゃん」は、
2005年に試験的に運行を開始して以来、
Aコース市民会館循環、Bコース市役所循環、
Cコース霞ヶ浦循環の3コースが運行されています。
この「キララちゃん」は運行母体から判るように、
地域商業活性化を主たる運行目的としており、
地域通貨「キララ」と絡めたサービスを実施するなど、
意欲的な取り組みがなされています。

2005年の試験運行開始に際しては、
Aコース・Bコースを関東鉄道に、
Cコースを土浦地区タクシー協同組合に、
それぞれ委託する形で運行を開始し、
関東鉄道は小型ノンステップバスを、
土浦地区タクシー協同組合はジャンボタクシーを、
それぞれ専用車として投入しました。

この土浦地区タクシー協同組合が投入した車がこの車で、
日産キャラバンのスーパーロングをベースとし
日産系列のオーテックジャパンで諸々の改造を加えた、
ジャンボタクシーという車種となっています。
ミッションはメーカー標準となる、ジヤトコ製の
トルクコンバータ式オートマチックトランスミッションです。

定員は10名のため、3ナンバーとされていますが、
クラリオン製の音声合成放送装置をはじめ、
オージ製のメモリーブザーや停留所名表示器、
小田原機器製SAN-VTN一日乗車券発行機など、
バス顔負けの装備を持っているのが特徴です。
ただ、行先表示機はなく、その代わりとして、
経由地を表記したシールが乗降口に貼られています。
塗装は白色をベースとして、青色のグラデーションに
キララちゃんが描かれたラッピングが施されており、
これは関東鉄道受託分の専用車と共通しています。

さて、いざ試験運行を開始してみると、
Cコースは利用者が多く、積み残しが生じ、
2007年に本格的に運行開始するにあたっては、
AコースとCコースの車両を交換することとし、
Aコースを土浦地区タクシー協同組合に、
Bコース・Cコースを関東鉄道に、
それぞれ委託する形に改められています。
従って、この車はCコースからAコースに転用され、
経由地表記のシールの交換がなされました。

その後も「キララちゃん」運行の一翼を担っていましたが、
通常のバスに比して耐久性の面で難があったことは否めず、
特に、乗降口の開閉が不調だったようで…(参考記事)
2011年に、小型ノンステップバス(日野ポンチョ)に代替され
Aコースでも車両の大型化が実施されました。
これに伴い、Aコースのルートが一部変更されています。