月別アーカイブ: 2010年4月

関東鉄道 9133TR

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関東鉄道 9133TR/日産ディーゼルP-U33L+富士重工業(7E)

西武中古車で、遼車同様投入時に車体更生がなされています。
関鉄移籍当初はつくば中央営業所に配置されましたが、
2006年に取手営業所へと移籍しており、それと同時に
取手競輪場のラッピングが施されて、
取手競輪場の送迎バスとして専ら使用されています。
このラッピングに施されている取手けいりんイメージマークは、
デザイナーで東京藝術大学の准教授でもある長濱雅彦さんが
自転車の輪のイメージと競輪選手のユニフォーム九色をモチーフに
デザインしたもので、芸術の街取手らしい車です。…(取手競輪場HP)
ラッピングに併せてホイールが白色に塗られているのも注目です。

加えて、ICカードリーダーの取り付けや運賃箱の改造等、
取手営業所管内独自のICカード対応がなされていないのも特徴で、
つくば中央営業所に在籍した際と異なり、基本的に
一般路線車としての使用は考慮していないようです。
勿論、運賃箱等の撤去は実施されていませんが。

西武中古車P-U33Lは取手営業所に多数投入されましたが、
その殆どが西武時代に都内で使用されていた中四折戸仕様で、
中引戸は他に9129TRが在籍するのみでした。
西武中古車P-U33Lの淘汰が関鉄全体で進む中で、
取手競輪場の送迎バスとなったのが幸いしてか、
9139MTと共に活躍を続けていますが、
既に取手競輪場のホームページでも告知がなされているように、
9315TRに取手競輪場のラッピングが施されたため、
恐らく余命いくばくもない状況と言えます。
なお、この9315TRに施されたラッピングには、
取手競輪場の新キャラクター「砦の森のバンク」が
あしらわれている可愛らしいもので、こちらも魅力的です。

この取手競輪場の送迎バスは、
取手駅―取手競輪場、守谷駅―戸頭駅―取手競輪場の2系統が
本場レース及び場外レースがある日に運行され、いずれも無料となっています。
このうち前者が取手営業所担当、後者が水海道営業所担当で、
多客時にはつくば北営業所などからも応援がやってきます。

つゝじ観光バス 群馬200か・177


つゝじ観光バス 群馬200か・177/日野KK-HR1JEE+日野車体(Rainbow)

館林邑楽地域の代替バスでは一般的なHRの7m仕様で、
水色の塗装の、館林・明和・板倉線で使用される車です。

前乗り均一料金ながら、側面方向幕がこの位置なのは、
重箱の隅をつつくようですが、少々気になるところです。
前輪タイヤハウス上の座席との空間の兼ね合いの関係でしょうが、
一方でHRの10.5mでは、ちゃっかり前扉脇だったりします。

この館林・明和・板倉線は、自治体主導の代替バスながら
経路の関係で埼玉県内を走行する区間があるのが特徴ですが、
流石に埼玉県内にバス停を設置するわけには行かなかったようで、
「県外」の区間はそれなりに長く、また人家もそこそこあるにも拘わらず
無情にも?通過となっているのが現状です。

市町村間での越境があるコミュニティーバス等はしばしば見られますが
都道府県間での越境は流石に難しかったのでしょうが、経路的には
わざわざ群馬県に戻り、板倉東洋大前駅発着とするよりも、
そのまま埼玉県を走り、柳生駅発着とした方が、
無理がなかった気がしないでもありません。
まあ、それが果たして沿線住民の税金の使い方として、
納得を得られるかというと微妙な感じがしなくもないですが。

こういった問題を考えると、都営地下鉄を本八幡まで引っ張ったことは、
今ではごく当たり前になっているとはいえ、意義深いことですね。
スケールの違う問題ではありますが、本八幡延長の際の議論は、
公共事業のあり方を問う上では貴重な問題だったなと思います。
この辺りの経緯は某誌でしっかり紹介されているので、割愛しますが。

とはいえ、元々この地区に最後まで残ったバスが、
東武の館林駅―古河駅という路線だったと考えると、
実質的に群馬県内で完結している現状はちょっと寂しいですね。
結果的に館林周辺から東武日光線沿線、JR宇都宮線への移動は、
自家用車だと非常にスムーズなのですが、
公共交通機関だと大変に廻り道を強いられてしまい、
公共交通機関の存立の難しさを改めて感じさせられました。

東武バスイースト 2805


東武バスイースト 2805/いすゞPKG-LV234L2+ジェイバス(ERGA)

イーストでは、新参の部類に当たる2008年式の車で、
当たり障りのないというか見飽きた感のある、
ごく一般的な仕様の車ですが、その中でも、
しっかりと幽霊ミラーなのがキラリと光ります。

標準化の進行でツマらなくなったと評する向きは多いですが、
標準化の進行でこそ、こういった事業者独自の仕様は、
却って目立ってきたと感じるのは、皮肉かもしれません。
まあクーラーがデンソーなのは、PJ-代以降では標準的なので、
そこは近年の東武らしい仕様とはいえ、あまり目立ちませんが。

いわゆるご当地ナンバーの一つである柏ナンバーは、
柏市、我孫子市が交付の対象地域となっており、
全ての営業所が柏市内にあるイーストでも、
2006年10月10日以降の新車は全て柏ナンバーとなり、
併せて、野田ナンバーの一部の車が「102」(東武の語呂合わせ)の、
希望ナンバーで再登録がなされる気合の入れようでした。

しかしイーストでは以降、新車投入のペースが落ちており、
同じ柏ナンバーを付けている阪東自動車が、2006年以降の新車は
社番と一致させた番号の希望ナンバー取得を開始したこともあり、
同じご当地ナンバーのつくばナンバーなどと比べても、
明らかに「柏200か」の進みが悪いのが気になります。
確かに柏ナンバーの対象地域は狭いのですが…。

同じ東武系列、そして同じ柏駅に顔を出す事業者でありながら、
相変わらずイーストと阪東とで、新車の車種や仕様がズレてるのも、
気になるところで、ここら辺りも西工撤退でどうなるのでしょうかね。