茨城オート 203J

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茨城オート 203J/日産ディーゼルU-RM210GSN

オートとしては181Jに続く関東バス中古車で、
関東バス時代の社番が300代だった車です。
181Jが中型車を示す「J」を名乗りながらも、
関東バス時代の社番が200代だった、
9m大型車であるのに対し、こちらは純粋な中型車です。

関東バス時代の社番はE305で、1995年式です。
五日市街道営業所に配置され、川南線や烏山線などの
狭隘路線で活躍していたようです。
181Jと同じく、フォグランプが省略されているのは
関東バスらしいポイントだと言えます。
また、狭隘路線への対応のために、
181Jと同様、後扉上の足元灯が扉部の窪みに
設置されていることも目立ちます。
なお、オートへの移籍に際して、他車同様、
前扉上にも足元灯が増設されていますが、
こちらは一般的な位置となっています。

その他、車外スピーカーがオート標準の
大型のものへと交換されていることや、
前面方向幕がオート標準の横方向が
少々詰められた独特のサイズのものに、
側面方向幕がオート標準の標準サイズのものに、
それぞれ交換されていて、
特に側面方向幕は関東バス時代の
大型サイズの枠に標準サイズを収めたため、
違和感のある仕上がりとなっています。

本型式も当時の関東バスで標準とされていた、
機械式オートマチックトランスミッションではなく、
フィンガーシフトとなっています。
他に大島旅客自動車にも移籍している様です。

車内は関東バス時代のままとされていて、
優先席を示すステッカーもそのままとなっています。

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