茨城オート 192H

33FH000021t
茨城オート 192H/いすゞU-LV324L+富士重工業(7E)

東武バスセントラル中古車で、1994年式です。
前後折戸の印象が強い東武ではありますが、
都区内向けは長らく中引戸仕様が
標準とされていましたでしたが、1994年より
都区内向けは四枚折戸に移行しています。
これ以前にも東武ではワンステップの試作車を
四枚折戸で投入していますが、これを含めても
少数派であったため、あまり東武らしからぬ印象です。

中古車高騰の昨今、年式の都合でこれまで
国内流通の少なかった東武中古の出物が
徐々に増えていますが、さすがにこのような
四枚折戸の東武中古車はまだ少数派です。

ブラックサッシの二枚窓となる側面窓に
標準サイズで前扉直後に設置された側面幕、
そしてL尺・四枚折戸の組み合わせは、
一見すると小田急中古にも見えますが、
マーカーランプが省略されていること、
テールランプがバス協テールとされたこと、
そして東武独特の樹脂フレームの座席であることから、
よく見れば東武中古だと判別可能です。

側面方向幕は東武時代と同じサイズですが、
前面方向幕はオート独特の幅が狭いタイプへと
交換され、前面の印象が少々変わっています。
内装は殆ど手が加えられておらず、
上半分白色・下半分灰色の内装も相変わらずです。

またこれまでオートでは、系統番号サボを掲出するため、
バンパーにサボ受けを設けてきましたが、
この車からはサボ受けが省略されるようになりました。

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