関鉄グリーンバス G045

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関鉄グリーンバス G045/日産ディーゼルKC-RM211GSN+富士重工業(8E)

ジェイアール東海バス中古車です。

塗装は鹿島鉄道線廃線跡のBRT化事業の一環として、
かし鉄バスデザインプロジェクトの成果を反映したもので、
非常に個性的なものとなっています。
特に、景観を車体に映しこむことで景観と一体化を目指すべく
シルバーメタリックを採用した点は特筆されます。
塗装は左右非対称となっているため、
前面及び非常口側側面がシルバーメタリック、
後面及び乗降口側側面がホワイトとなっています。
分離子会社向けの中古車ながら、
LED行先表示器となっているのもポイントです。

車内は、概ね東海時代のままとなっていて、
水色の柄物のハイバックシートはヘッドレストカバー付きで、
長距離乗車に適した仕様といえます。
ただし、座席は一人掛け主体で収容力はあります。
また、次停留所表示装置が設置されている他、
英字及びハングル表記の茨城空港アクセス地図もあり、
茨城空港アクセスに備えたものとなっています。
気になるのは運賃表示器で、在来車では見掛けない
70コマのタイプとなっています。

その他、茨城空港経由系統に関しては、
その旨を示す掲示が掲出されるほか、
行先表示器に飛行機のピクトグラムが表示されたり、
放送に英語が追加されていたりと、
なかなか気合が入った備えがなされています。

後面窓には犬山成田山の安全祈願のステッカーが
残されているのは流石ですね。

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