関鉄グリーンバス G055

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関鉄グリーンバス G055/日ディKC-RM211GAN+富士重工業(8E)

名古屋市交通局中古車です。
1998年式で、名古屋市時代の局番はMN-13であり、
この車は当初、野並営業所に配置されましたが、
2005年に緑営業所に転入、2010年に廃車となって、
2010年、鉾田営業所に投入されています。

名古屋市では1998年に実施した系統再編に併せて、
中型車を多数投入し、この車もそのうちの1両です。
関鉄では、同時に同じく中型車のG056も転入し、
いずれも関鉄初の名古屋市中古車となりました。

中古車としては、G044・G045に続いて、
かし鉄バスデザインプロジェクトの成果を反映したもので、
前面及び非常口側側面がシルバーメタリック、
後面及び乗降口側側面がホワイトと左右非対称で、
屋根は対角線で塗り分けられています。
これは、一般色となったG056とは対照的です。
ただし、何故かスピーカーは不思議な色となっており、
遠目にもちょっとしたアクセントとなっています。

その他外観では、やはり名古屋市の標準仕様である
銀サッシのメトロ窓とされた側窓が目を惹きます。
また、リアの三連テールも印象的です。

車内は上半分白色・下半分灰色とされており、
床は濃灰色の床材張りと、近代的な印象とされ、
座席配置は前向き座席が主体とされていますが、
中央部は乗降口側・非常口側共に横向き座席で
名古屋市特有の独特な雰囲気となっています。

【諸元】
登録番号:水戸200あ1131
年式:1998
型式:KC-RM211GAN
機関:FE6E(6925cc 190PS/3000rpm)
ホイールベース:4.28m


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