「阪東自動車」カテゴリーアーカイブ

阪東自動車 244


阪東自動車 244/日野KC-HU2MMCA+日野車体(BlueRibbon)

現在の阪東の最大勢力たるワンステM尺ですが、
1998年、1999年、2000年と三年間に渡って、
243、244、245、246、251と5両が
投入されているのにもかかわらず、
とりたてて個体差もなく地味な存在です。

これはL尺にも共通することですが、
ワンステからはビルトインクーラーとなっていて、
屋根がすっきりとしています。

担当者故か、関鉄ほどではないにせよ、
こちら阪東でもちょいちょい個体差があったりするのですが、
この5両に関して言えば、せいぜい243が、
側面後部の「阪東自動車」のロゴが省略されているのと、
葉と水玉が他車に比べて少ないのが目立つぐらいこと、
251のみ、中扉の上半分が黒色に塗られていること、
あとは、モケットの柄をまちまちとしている阪東だけに、
このあたりだけは各車結構差異があったりするのですが。

阪東自動車 282


阪東自動車 282/三菱PA-ME17DF+三菱ふそうバス製造(AeroMidiME)

我孫子市市民バス「あびバス」のうち、
新木ルート、栄・泉・並木ルート、台田・船戸ルートで
使用されているエアロミディMEです。

同型車は一般路線用にも投入されていますが、
塗装だけでなく、補助制動灯の有無や内装など、
差異は同年式ながら案外多いのもポイントです。

我孫子市は阪東が路線を展開していますが、
にもかかわらず、交通の便が悪い地域もあるため、
市民バス「あびバス」以外にも、
老人福祉センターつつじ荘や、市民体育館の利用者向けの
福祉バス「つつじ荘送迎バス」運行や、
病院・教習所・大学等の送迎バスを、
高齢者や障害者の外出時の足として利用できる、
「利用パスカード」の発行など、様々な手段を講じています。

阪東自動車 259


阪東自動車 259/いすゞKL-LV280N1+いすゞバス製造(ERGA)

中4折戸を好んできた阪東では異例ともいえる、
中引戸のワンステップ車です。
尤も、続けて投入された中型車も、
中引戸のワンステップ車ですが、
阪東の場合、中型車の扉配置は結構まちまちなので、
やはり、258、259は少々気になる存在です。
個人的にはこの2両が中4折戸だったら、
バラエティが拡がりますし、また見栄えもするのでしょうが、
結果的に外観は至って無難になり、側面LED行先表示機が
中扉直後に設置されているのがせいぜい目立つところで、
クーラーも無難にゼクセルが選択されています。

中引戸のノンステップ車を多数導入した結果、
運賃収受方法が整理券制後払いの阪東にとっては、
中4折戸を採用したところで、あまり効果はなかったな、
という結論を出してしまったと邪推してみたり。

凡庸な外観に比べて、中身は案外個性的で、
KL-のエルガのノンステップtype-Aは阪東にいないため、
いすゞ車が増加している阪東にあっても、
V8エンジンを搭載するのは247、258、そして259のみです。

加えて、V8といえども、さすがは阪東、ZF製トルコンAT仕様で、
なかなか珍妙な走行音が異彩を放っています。
V8とトルコンATの組み合わせはノンステも含めても余所では、
京成トラ、神戸市交、京都市交、京阪宇治交ぐらいでしょうか。

中古車を東武系の茨急、十王、朝日、東野のみならず、
サンデン、徳島市交、道北、熊バス、宮交へと、
全国各地、まさに北から南まで輩出させた阪東ですが、
果たしてこれらトルコンAT車の運命はどうなるのか、
少々気になるところですね…。