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関鉄パープルバス P6031


関鉄パープルバス P6031/日野SKG-HX9JLBE+J-BUS(Poncho)

2016年に下妻市コミュニティバス「シモンちゃんバス」の
専用車として、下妻本社営業所へ投入された車です。

小貝川ふれあい公園~下妻駅~ビアスパーク下妻間を結ぶ
「シモンちゃんバス」は2017年1月23日に実証運行を開始、
1年半後の2018年7月1日には運賃割引対象を拡大しており、
更に2018年10月1日に軽微なダイヤ改正を実施しています。

仕様はホイールベース4.825mのL尺(ロング)が選択され
外装は薄黄色を地色に屋根とバンパーが桃色とされており
下妻市イメージキャラクター「シモンちゃん」を主体にし、
小貝川や、市の花である菊のイラストが配されています。
この現行デザインの「シモンちゃん」は、2006年1月1日に
結城郡千代川村と合併した際に登場した三代目のものです。

関鉄ではコミュニティバス専用車等として多く投入される
日野ポンチョは、LED行先表示機が関鉄の他車種と異なり
前面行先表示機が20×120ドットとされたDL-91F-940F・F、
後面行先表示機が同じく20×120ドットのDL-91F-940F・R、
側面行先表示機が短冊4列となったDL-91LA-630Y・Sです。
矢印が純緑色のLEDとされているのは、他車種と共通です。

車内は内張りが灰色、床が濃灰色石目調の床材張りとされ、
座席配置は左側は前向き1人掛2列、右側は1人掛5列となり
また、座席表皮は青色のジグザグ柄が採用されています。
降車釦はオージ製WS-260、握り棒は橙色となっています。

今やコミュニティバスの定番車種となったポンチョですが
関鉄においては個性的な車が多く、マニア心を擽ります。

【諸元】
登録番号:つくば200か・712
年式:2016
型式:SKG-HX9JLBE
機関:J05E-J5-V(5123cc 180ps/2800rpm)
ホイールベース:4.825m

関東鉄道 9484MR


関東鉄道 9484MR/三菱PJ-MP37JM+三菱ふそうバス製造(AeroStar)

京成バス中古車で、京成バス時代の社番は3380です。
2004年に松戸営業所へ投入された3379・3380の2両は
松戸営業所にあっては1999年に投入された3359以来、
5年ぶりとなるノンステップ仕様の大型車となっており、
同所の大型車としても、2002年式3365・3366以来です。
廃車後は関鉄へ移籍を果たし、2018年に9484MRとして、
守谷営業所へ投入され新天地で活躍をはじめています。

外観では2006年施行の灯火器保安基準の改正前のため
フォグランプは角型のままで側面反射材もありません。
社番がセフティウィンドーの脇に入っていることや、
前面腰板部に開閉口が設けられたことも目立ちます。
その他に、京成時代にヘッドライトの間に追設された
青色のLEDデイライトも関鉄の塗装にびったりです。
クーラーは標準仕様の三菱重工業製となっています。

車内は内張りが白灰色、床が濃灰色の平滑な床材張り、
座席表皮は水色系の派手な柄物へと換装されており、
握り棒の緩衝材が橙色とされていることと相俟って、
新車と比べても、遜色のない雰囲気となっています。
新製時は全席が従来通り桃色の柄物となっていました。

座席配置は左側前半が前向き1人掛1列と横向き2+2人掛、
そして中扉を挟み後半は前向き2人掛3列となっています。
右側については前向き1人掛6列と前向き2人掛3列とされ、
このうち3~6列目は車椅子固定に備えた折畳座席です。

京成からの三菱大型車の移籍は、9397MK以来ですが
いすゞ車中心の関鉄では目を惹く存在と言えますね。

【諸元】
登録番号:つくば200か・787
年式:2004
型式:PJ-MP37JM
機関:6M70(T6) (12882cc 250PS/2200rpm)
ホイールベース:5.3m

関東鉄道 9503TC


関東鉄道 9503TC/日野PJ-KV234Q1+J-BUS(Blue Ribbon Ⅱ)

京成バス中古車で、京成バス時代の社番は4446です。
2006年に船橋営業所茜浜車庫へ投入された大型車の
4436~4441、4443、4445~4448、4450~4457は、
同車庫へ投入された2005年式の4889~4892に続いて、
いすゞエルガのOEMである日野レインボーⅡとされて
引き続きワンステップ仕様で扉配置が中四枚折戸の
ホイールベース5.8mの長尺車であり目立つ存在です。

この4446は2012年に船橋営業所茜浜車庫の移転により
新都心営業所へ引き継がれ、活躍を続けてきましたが
2018年に廃車となった後は関鉄へと移籍を果たして、
2019年に9503TCとして土浦営業所へ投入されました。

船橋営業所茜浜車庫は乗客数の多い路線を抱えるため
かつては三扉車の長尺車が集中的に配置されており、
それが低床化に伴って中四枚折戸へと変わったものの、
引き続き高い収容力を誇る長尺車が選択されています。
また塗装も白色地に青色を入れてカモメの模様を配す
カモメカラーが採用されて、差別化が図られています。

関鉄にあっては長尺仕様の中古車が一般路線車として
投入されることはこれまであまりありませんでしたが、
2018年に前述の4441が9500TC、4445が9502TCとして
立て続けに投入されており、強く注目を浴びています。
状態の良い中古車の確保が困難になっていることに加え、
土浦では既に1924TC等の長尺車が活躍していることや
収容力のある車が求めたことが、その理由でしょうか。

外観ではデンソー製の走行風取込式クーラーが目立ち
またレゾナント製丸型車外スピーカーが目を惹きます。
もちろん長尺車かつ車高があるワンステップ車であり
しかも四枚折戸のため、堂々とした外観が魅力的です。

車内は内張りが白灰色、床が濃灰色の平滑な床材張り、
座席配置は左側前半が前向き1人掛1列と横向き2+3人掛、
後半が前向き1人掛2列と前向き2人掛2列となっており、
右側は前向き1人掛8列と前向き2人掛2列で、このうち
5~6列目は、車椅子固定用の跳上座席となっています。
中扉後方も床面はフラットで立席を確保した仕様です。
座席表皮は、水色系の派手な柄物が採用されています。
握り棒は橙色の緩衝材が巻かれ、降車釦はWS-260です。

長尺車ながら、管内の狭隘路線に入る姿も時折見られ、
土浦営業所管内を、まさに縦横無尽に活躍しています。

【諸元】
登録番号:土浦200か1657
年式:2006
型式:PJ-KV234Q1
機関:6HK1-TCC(7790cc 260ps/2700rpm)
ホイールベース:5.8m