関東自動車」カテゴリーアーカイブ

関東自動車 宇都宮200か・429


関東自動車 宇都宮200か・429/いすゞU-LV324K+富士重工業(7E)

特徴的な箱型通風器から分かる通り、
東京都交通局中古車です。
前扉横に側面方向幕が設置されているというのは、
地方事業者からは嫌われそうな仕様ですが、
宇都宮のスタンダードといえる前乗り前降りでは、
却って使い勝手が良さそうです。
尤も中4折戸は始発地以外では使われることはなく、
持て余すことになっていますが…。

中古車と雖も、「関」の社紋及び「指羽」のマークが
ちゃんと取り付けられているのは流石です。
関東自動車のこの塗装は、
伝統のある事業者らしい味わいがあって、素敵ですね。

この車は1990年式ですが、
現在、東京都交通局はごく一部の例外を除き、
中古車の放出を中止しているのはご存知の通りだと思いますが、
仮に今、中古車の放出を再開したとしても、
ツーステップ車やトルコンATのノンステップ車などが中心で、
地方事業者にとって美味しい出物はあまりなさそうですね。

関東自動車 宇都宮200か・164


関東自動車 宇都宮200か・164/日野P-HT233BA+日野車体(BlueRibon)

前、中、後の三ヶ所に設置された丸型通風器が
非常に印象的な横浜市交中古車です。

横浜市交中古車は、このように
かつては中古バス市場に広く流通していましたが、
1990年度購入車から1995年度購入車まで、
全メーカーとも機械式ATを採用したため、
この時期に投入された車は一部の例外を除き、
国内で再起することは殆どありませんでした。

機械式ATを採用した車の国内での移籍例も、
かの酔狂な例や珍妙な例を除いても、
例えば都営バスの機械式AT試作車など、ないこともないのですが。
当然ですが、この車も1989年式であり、
横浜市交が機械式ATへと傾注する以前の車です。

ところが、横浜市交では1996年度投入車から、MT仕様となり、
しかも車椅子スロープ付きワンステップ車となったため、
これらが中古バス市場に出回るようになると状況は一転、
各地で引っ張り凧なっていて価格も高騰しています。

関東自動車でも、横浜市交中古車の投入を再開し、
KC-JP250NTN(富士・西工)やKC-LV380L(富士・IBM)が、
投入されていますが、果たして2009年に鬼籍入りしたこの車が、
これら「後輩たち」と出会うことはあったのでしょうかね…。

関東自動車 宇都宮200か・884


関東自動車 宇都宮200か・884/いすゞU-LV324L+富士重工業(7E)

特徴的な側面行先表示機の設置位置から
察せられるように立川バス中古車で、
ワンステップ車となっています。

関東バスでは中古のワンステップ車を
比較的早期から積極的に投入しています。
ただし、車椅子スロープを備えていない場合は、
低床車用の塗装ではなく、通常の塗装としているため、
外観からはちょっと分かりにくいかもしれません。
かの9247TKの元遼車、宇都宮200か・790辺りは、
うっかり低床車用の塗装で登場しましたが、
後に通常の塗装へとわざわざ改められています。…(参考記事)

尤も交通バリアフリー法施行以降の現在は、
リフトあるいは車椅子スロープを備えていないこの手は、
かつての都市低床と同様に、ただ床が低い車でしかない、
というのは過言にせよ、まあ微妙な位置づけかもしれません。

関東バスでも、中古車市場の変化に併せて、
近年はしっかり、車椅子スロープを備えた、
中古のワンステップ車を多数導入しており、
もちろんこちらはきっちり低床車用の塗装です。