茨城交通 水戸200か2155


茨城交通 水戸200か2155/日野KK-RJ1JJHK+日野車体工業(Rainbow)

京成バス中古車で京成バス時代の社番はN466です。
2003年に長沼営業所草野車庫へと投入された車で
2015年に廃車となった後に関東鉄道へと移籍して、
同年9401RGとして竜ヶ崎営業所へ投入されました。
その後、2020年に廃車となり茨城交通へと移籍し、
2019年に日立電鉄交通サービスから引き継がれた
日立南営業所へと投入されて活躍をはじめました。

この日立南営業所には京成バスから同型式、かつ、
同年式で同仕様の4402が電鉄時代の2016年に移籍、
水戸200か1667として先行して活躍しています。

塗装は移籍に際し電鉄のものへと改められましたが
前面腰板部に入れられていたHDのロゴは省略され、
その代わりに「なかのり」の文字が入れられたほか、
フロントガラス両脇の取っ手が撤去されています。
ハンドスコッチがチェーン付きのものであるのも
関鉄時代の名残りで茨交にあっては目を惹きます。

車内は引き続きほぼ京成時代のまま使用されており
オージ製の音声メモリーチャイム、EC-61G-N/Sが
中扉付近へと新たに設置されたことが目を惹くほか
ワンマン機器が電鉄仕様のものに換装されたことや
運転席背後の掲示板が木製のものへ交換されたこと
車内法令掲示の社名がシールで上書きされたことが
関鉄時代からの改造されたポイントとなっています。

関鉄路線車の国内での再起が次第に増えつつある中
遂に同じ県内で再起を果たしたことは特筆されます。
関鉄での活躍は約5年と長くはありませんでしたが、
新天地で長く活躍することを祈りたいものです。

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