関東鉄道 9390RG

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関東鉄道 9390RG/日野KL-HR1JNEE+日野車体(Rainbow HR)

京成バス中古車で、京成時代の社番はN479です。
2003年に長沼営業所草野車庫に投入された車で、
2014年に廃車となった後に、関鉄への移籍を果たし
9390RGとして竜ヶ崎営業所へと投入されています。

2003年に1869MT1870TRの2両を投入して以来、
自社発注車としての中型ロング車の投入が無かった
関鉄ですが2014年に9382TCを中古投入して以来、
G067に続く3両目の中型ロング車となります。
また同型式の中古車は関鉄としては初登場となります。

1870TRと側面窓の窓割りは同一となっているものの、
1870TRと異なり側面窓周囲の黒色塗装が省略され、
非常に軽快な印象なのがなんといっても目立ちます。
細かいところでは屋根上の丸型の通風機の有無や、
サイドミラー形状の違いなども気になるところですね。

車内は、内張りは灰色のものとなっている他、
床は、通路部が滑り止め付きの濃緑色の床材張り、
それ以外が平滑な濃緑色の床材張りという具合に
2002年式以降の京成の標準的仕様とされています。

座席配置はまず乗降口側前半が前向き1人掛3列、
中扉を挟んだ乗降口側後半が前向き2人掛3列、
非常口側が前向き1人掛6列・前向き2人掛3列で
そのうち4・5列目は折畳座席とされています。
また車内の握り棒は乗降口付近は黄色の緩衝剤巻き、
他は黒色の緩衝材巻きとなっているのも同様です。
停留所名表示器もあり、新車と遜色ありません。

座席表皮は京成では2009年式より採用されている、
群青色ベースの派手な柄物となっており目立ちます。
当然これは新製時から使われていたものではなく、
京成時代に交換されたされたものとなっています。
また前輪タイヤハウスの室内側は車内事故対策か
全面が同じ生地が張られたクッション材で包まれ、
車内のアクセントとなっていることも特筆されます。

竜ヶ崎営業所へは京成時代の遼車であるN480も
追って9393RGとして投入されており、注目です。

【諸元】
登録番号:土浦200か1379
年式:2003
型式:KL-HR1JNEE
機関:J08C(J-VA) (7961cc 220PS/2900rpm)
ホイールベース:5.48m

関東鉄道 9390RG」への2件のフィードバック

  1. 力っちん

    この車両のほかに竜ケ崎営業所にはHRJ1NEが9393としてもう一台ありますね。

  2. 大曽根線

    >>力っちん様
    コメントありがとうございます。
    9393RGは上にも書きました通り元京成N480ですね。

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