関東鉄道 2037MT

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関東鉄道 2037MT/三菱TKG-MK27FH+三菱ふそうバス製造(Aero Midi)

2012年、水戸営業所へ投入された2037MTは、
関鉄路線車としては1885YT・1893YT・1897MK以来、
実に7年振りとなる三菱中型車となり、注目を集めました。

三菱は2008年以降、中型車については日産ディーゼルから
西日本車体工業製車体を架装する中型車である、
スペースランナーRMのOEM提供を受け販売していましたが、
日産ディーゼル改めUDトラックスとのバス事業統合計画の破綻、
及び、UDトラックスのバス事業からの撤退を受けて、
三菱ふそうバス製造製車体を架装する中型車の販売を、
2011年から再開しており、モデル復活を果たしました。

先代からのフルモデルチェンジは実施されていませんが、
ホイールベースが僅かに延長された上に中扉が後退し、
ノンステップ部分のスペースの拡大が図られており、
併せて側面の窓割が大きく変更されています。
また、尿素SCRシステムを搭載したのもポイントです。
しかし、ラインナップはというと、サイズが全長9mクラスのみ、
なおかつ、ノンステップ車のみと縮小され寂しい限りです。
2012年にはマイナーチェンジを受け、本型式に移行しています。

仕様は、2035MK以降の関鉄の標準的な仕様を踏襲し、
外観ではグリーンガラスの側面窓が高級感を出しています。
LEDデイライトについてはバンパー埋め込みとされました。
また窓割りの変更を受け、1885YT・1893YT・1897MKと異なり、
側面行先表示器の位置は中扉直後に戻されています。
また後面腰板に補助ブレーキランプが設置されていることが
目を惹くところですが、これはメーカー標準仕様であるようです。
内装では蛍光灯に替えてLED室内灯が採用されたことや、
デジタル運賃表示機に替えてLCD車内表示機が設置されたこと、
音声案内付きのドアチャイムが採用されたことも共通です。

2012年の三菱中型車の投入はこの2037MTのみでしたが、
2013年には2040MT・2041MT・2042YT・2043YTの4両が
続いて投入されており、今後の増備が期待されるところです。
なお、後者4両は、側面行先表示機の位置が変更されており、
本型式のうち、側面行先表示器の位置が中扉直後である車は、
この2037MTのみとなっていることは、注目されるところですね。

【諸元】
登録番号:水戸200か1303
年式:2012
型式:TKG-MK27FH
機関:6M60T3(7545cc 220PS/2200rpm)
ホイールベース:4.34m


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関東鉄道 2037MT」への2件のフィードバック

  1. 大曽根線

    >>匿名様
    コメントありがとうございます。
    仕様変更が多岐にわたり、目を惹きますね。

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