月別アーカイブ: 2012年4月

茨城急行自動車 5246


茨城急行自動車 5246/日野KC-RR1JJAA+日野車体(Rainbow)

朝日自動車から移管された車です。
朝日時代の社番は2011で、1999年式の車です。
朝日時代には境営業所に配置されており、
同じ土浦ナンバーのエリア内での移管のため、
登録番号がそのままとされていることが
この車の非常にユニークな点となっています。

東武鉄道境出張所の閉鎖を控えた時期に、
境営業所に投入された日野製の中型車、
2010~2019の10両のうちの1両で、
オートマチックトランスミッション仕様なのが
非常に朝日らしい仕様だということが出来ます。

ただ、後引戸のツーステップ車という仕様は
共に同じ東武系列の事業者ということもあって、
同時期の茨急でも一般的なもので違和感はなく、
側面窓が銀サッシではなく黒サッシであることが、
外見上目立つ、同時期の自社発注車との差異です。

行先表示機は新製当初は方向幕とされており、
側面は標準サイズのものを取り付けていましたが、
朝日時代にLED行先表示機への交換を実施し、
側面は、その際に大型サイズへと改められたため、
その部分の側面窓は、嵌め殺しの一枚窓に交換され、
登場時とは若干、窓配置が替わっています。

一方、茨急の古河営業所に所属する車両のうち、
松伏営業所・野田営業所から移籍してきた車は
引き続き、方向幕のままとされている車が殆どで、
茨急と朝日との方針の違いを感じさせるところです。

この車も朝日時代、古河駅~境車庫線での運用で、
古河駅西口へ顔を出していたことと思いますが、
今度は古河駅東口でも見られるようになったことは
面白いことだと思います。

関鉄グリーンバス G057


関鉄グリーンバスG057/いすゞKC-LV280N+いすゞバス製造(Cubic)

名古屋市交通局中古車で、2011年にG058と共に、
関鉄グリーンバス石岡営業所に投入されました。
名古屋市交通局中古車で、元局番はS-549です。
1999年式で中川営業所に新製配置されており、
2009年には如意営業所に移籍しています。
G058が富士重工業製車体を架装するのに対し、
G057はいすゞバス製造製車体を架装しており、
なんともマニア心を擽るラインナップとなっています。

扉配置は名古屋市が1999年から採用した四枚折戸で、
高級感溢れるヒドゥンピラー仕様の逆T字窓や、
屋根に設置されたデンソー製の外気導入型クーラー等、
非常に特徴的な姿が目を惹きます。
フィンガーシフト仕様なのも、流石です。

特に、テールランプ配置は極めて独特のもので、
裾部にブレーキランプ、ウィンカー、バックランプが
New Aero Starの様に一体に縦型に配置された上で、
上部に補助ブレーキランプ、補助ウィンカーが付くという、
名古屋市特有のアクの強いものでかなり目立ちます。

車内はヘッドレストカバー付きのハイバックシートが並び、
更に窓には横引きカーテンが設置されていて、
外観に違わず高級感のある仕様が目立ちます。
筑波山シャトルに固定運用されているG037
検査時等に代走を務めることもしばしばありますが、
まさにうってつけの仕様といって良いでしょう。
ただし、座席配置は収容力を考慮したのか、
一人掛け座席が主体となっています。

かしてつバスBRT事業のバス専用道対応の為、
GPS機器などもしっかりと搭載されており、
運用範囲は非常に広範囲になっています。

【諸元】
登録番号:土浦200か1239
年式:1999
型式:KC-LV280N
機関:8PE1-N(15201cc 240PS/2300rpm)
ホイールベース:5.3m

ジェイアールバス関東 L537-99512


ジェイアールバス関東 L537-99512/日野KC-HU2PMCE+日野車体(Blueribbon)

東急バス中古車です。
古河支店を吸収した佐野支店に2012年に投入され、
古河駅発着の東古河妻線で活躍を開始しました。
東急時代の社番はM1833で、目黒営業所所属だった車です。
他支店と同様、佐野支店にも既に東急中古車である、
M524-96218・L534-97504・L534-98514が
配置されていますが、これらが三菱車なのに対し、
今回は日野車となりました。

この時期の日野のノンステップ車は、トランスミッションが
トルクコンバーター式オートマチックトランスミッションのみで、
中古車として国内で再起を果たす例は少ないのですが、
このように第二の職場を得たことは注目されます。
扉配置は前後共にグライドスライド戸とされており、
如何にも黎明期のノンステップ車らしい仕様です。

外観上は、ノンステップエリアを確保するために、
詰めたリアオーバーハングと、延長したホイールベースが
車体を長めに見せていますが、全長は10.52mに留まり、
一般的な標準尺車よりもやや短めに収められています。
また、強度の関係からか幕板は厚く、重厚な雰囲気です。
中扉後方の側窓は天地方向に詰められていますが、
中扉前方の側窓の下端に揃えてブラックアウトされ
違和感がないような仕上がりになっています。

L534-97504と異なり側面窓が黒サッシであるためか、
扉はいずれも東急時代と同様、上部を黒色に塗装し、
なかなか引き締まった印象となっています。
またホイールが何故か白色なのも目を惹きます。

車内は、あまり手は加えられていないようで、
中扉後方に存在する後向き座席もそのままです。
佐野支店では一部の高速路線がSuica対応ですが、
一般路線では今のところ未対応となっています。

追記:
茨城223様の御指摘により
加筆・修正致しました。