月別アーカイブ: 2011年4月

関東鉄道 9337TC

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関東鉄道 9337TC/いすゞKC-LV380L+いすゞバス製造(Cubic)

京成中古車で、元市川営業所柏井車庫の2196です。
京成ではワンステップ車への移行に際して、
側窓を銀サッシ・二段窓から黒サッシ・逆T字窓へと、
仕様を変更していて、見栄えが一挙に向上しました。
更にCubicの場合、側面窓が天地方向に拡大された上に
逆T字窓の下段部分がヒドゥンピラーとなっているために、
高級感が一層高まった仕上がりとなっています。
ただし、サスペンションは引き続きリーフサスとされていて、
足回りは見掛け倒しといえるかもしれません。

9247TK以降、中古車もワンステップ車が増えていますが、
本体である京成バスからのワンステップ車は、
9336TC・9337TCが初めての移籍例となっていますが、
分離子会社であるちばグリーンバスからのワンステップ車、
G054が既に存在しています。

ただ、京成ではKC-代のいすゞ車の場合、
ホイールベースが4.8mである短尺車(L尺)と
ホイールベースが5.3mである標準尺車(N尺)とを、
営業所によって、並行して投入したため、
G054はN尺なのに対し、9337TCはL尺となっており、
従って、本型式はこの車が初めてとなります。

また9336TC・9337TCはワンステップ車であるため、
自社発注車のワンステップ車・ノンステップ車と同じく、
引き続き、曲線を多用した塗り分けとされています。
9323TC以降の鴨居部が白塗りとした仕上げとされ、
正面にそれを示すロゴが入るのは他車同様ですが、
この2両は、これまで自社発注車のみとされていた、
側面の「ONE STEP」のロゴが入ったのが特徴です。

恐らく、車椅子スロープ付きであるために、
このロゴが入れられたのだと考えられますが、
綺麗に収まった非常口側に対して、乗降口側の場合、
ロゴの縦横比を維持しつつ前輪タイヤハウスと中扉の間に
ロゴを詰め込んだために、字が小さくなっていて、
なんとなく、締りの悪い仕上がりとなっています。
1917YTなどと同様の処理としたら良かったのではないかと、
個人的には思っているのですが…。

【諸元】
登録番号:土浦200か1212
年式:1997
型式:KC-LV380L
機関:8PE1-N(15201cc 240PS/2300rpm)
ホイールベース:4.8m

阪東自動車 304


阪東自動車 304/三菱LKG-MP37FK+三菱ふそうバス製造(AeroStar)

2011年に投入された車で、阪東の大型車としては、
279、297に続く、三菱車となりました。
2008年以降、主力として投入してきたSpaceRunner RAが
2010年をもって販売終了となってしまったため、
今後の車種選択が注目されていた阪東ですが、
またも東武系らしからぬ、意外な車種選択となりました。

今回投入されたLKG-代のAero Starは、
平成21年排出ガス規制に伴うマイナーチェンジにより、
エンジンが7.5Lのものとされて小排気量化がなされたほか、
マニュアルトランスミッション車の設定が無くなり、
オートマチックトランスミッション車のみ設定となるなど、
従来のモデルから大幅な変更が加えられています。

マニュアルトランスミッション車の人気が未だ根強い
我が国において、どれだけ普及するかが気になりますが、
少なくとも、国内のバス事業者としてはトップクラスの
オートマチックトランスミッション車導入率を誇る
阪東においては違和感なく受け入れられたようです。

車体はPKG-代の途中でラインナップに加えられた
三菱ふそうバス製造製車体のノンステップ車に続き、
ワンステップ車と後半部の設計を共通化しているため、
乗降口側の側窓の下辺が揃わない独特の外観となり、
妙に厚ぼったい鴨居や随分と高い天井など
内外共に違和感を禁じ得ない仕上がりとなっています。
短尺のホイールベース4.8mのK尺が選択されていますが、
車体高が高いために、より短く見えます。

また、柏ナンバーへの移行に併せて阪東では、
希望番号制によって登録番号と社番を揃えてきましたが、
この車はなぜか、そうはならず異彩を放っています。
ただし、現在は再登録し登録番号と社番を揃えたようです。

阪東自動車 253


阪東自動車 253/いすゞKL-LV834N1+いすゞバス製造(ERGA)

いすゞでは、ERGAへのモデルチェンジに際して、
二種類のノンステップ車を用意しました。
その一つが、ワンステップ車がベースのType-Aで、
駆動系をワンステップ車と共通化して廉価化を図ったため
中扉以降に段差ができ、車内の流動性に難があります。
もう一つが、Cubicのノンステップ車を踏襲したType-Bで、
サイズの小さなエンジンを採用し、さらに横置きすることで
最後部まで段差を無くし、車内の流動性を良くしました。

エンジンの小形化は、Jouney-K用の排気量7.1lのものとすることで、
解決されましたが、これでは出力が不足してしまうので、
自然吸気をやめターボチャーヂャー及びインタークーラーを
取り付けることで出力を10%程アップさせており、
これにトルクコンバータ式オートマチックトランスミッションを
組み合わせることで発進時のトルクを確保しています。

阪東では、Cubicのノンステップ車である248・249に続き、
このERGAのノンステップ車のType-Bである252・253を
2001年に投入しており、阪東では初のERGAとなっています。
マイナーチェンジ前のため、側窓上部の開閉可能部分が
サッシレスとはなっていないところがポイントです。
また、屋根上にマーカーランプが取り付けられているのは、
このロットが最後となり、以降は省略されているため、
夜になると遠目でも意外と容易に判別することができます。

248・249に続き、ホイールベースが5.3mの標準尺ですが、
これに続くERGAのノンステップ車として投入された、
272・273・274は、ホイールベースが4.8mの短尺となりました。
それ以降のERGAのノンステップ車は標準尺に戻っています。
また、クーラーは引き続き阪東では少数派のゼクセル製です。

ナンバーステーが取り付けられているほか、
サイドフラッシャーのレンズが交換されたことで、
よりスタイリッシュに仕上げられていることは、
担当者制の強みで、最近はこれに加えて、
ポジションランプの変更も実施したようです。

※お知らせ
本日付で、阪東自動車路線車一覧を更新し、
新車投入等を反映しました。ご確認ください。
引き続き、皆様からの情報提供をお待ちしています。