月別アーカイブ: 2010年6月

阪東自動車 241

阪東自動車 241/日野KC-HT2MMAA+日野(BlueRibbon)

今年度中の代替が噂されている、
1997年に投入された3両(239、240、241)のうちの1両で、
阪東初のワンステップ車かつ新塗装車として、
華々しく登場したグループです。
代替サイクルの早い阪東にあって、
ワンステップ車ということが幸いしてか、
12年の間、行先表示器のLED化の他に、
GPS運行管理への対応、pasmoへの対応等、
様々な改造を受け、活躍を続けてきましたが、
排ガス規制の波に呑まれた格好です。

飾りっ気のない阪東にしては珍しく、
千葉県の形をモチーフにしたキャラクター、
チーバくんが描かれた千葉国体の涎掛け広告が
取り付けられて活躍する姿が最後となりそうです。
ちなみに、チーバくんのデザインをしたのは、
Suicaのペンギンを手掛けた坂崎千春さんです。

なお別記のように阪東では、対岸の関鉄の影響?か、
クリヤレンズ化がかなり進行しているようで、
248、253、285、293、295等で確認されています。
阪東の白い塗装にクリヤレンズはかなり似合っていて、
今後の増殖を密かに期待したいところです。

関鉄グリーンバス G045


関鉄グリーンバス G045/日産ディーゼルKC-RM211GSN+富士重工業(8E)

ジェイアール東海バス中古車です。

塗装は鹿島鉄道線廃線跡のBRT化事業の一環として、
かし鉄バスデザインプロジェクトの成果を反映したもので、
非常に個性的なものとなっています。
特に、景観を車体に映しこむことで景観と一体化を目指すべく
シルバーメタリックを採用した点は特筆されます。
塗装は左右非対称となっているため、
前面及び非常口側側面がシルバーメタリック、
後面及び乗降口側側面がホワイトとなっています。
分離子会社向けの中古車ながら、
LED行先表示器となっているのもポイントです。

車内は、概ね東海時代のままとなっていて、
水色の柄物のハイバックシートはヘッドレストカバー付きで、
長距離乗車に適した仕様といえます。
ただし、座席は一人掛け主体で収容力はあります。
また、次停留所表示装置が設置されている他、
英字及びハングル表記の茨城空港アクセス地図もあり、
茨城空港アクセスに備えたものとなっています。
気になるのは運賃表示器で、在来車では見掛けない
70コマのタイプとなっています。

その他、茨城空港経由系統に関しては、
その旨を示す掲示が掲出されるほか、
行先表示器に飛行機のピクトグラムが表示されたり、
放送に英語が追加されていたりと、
なかなか気合が入った備えがなされています。

後面窓には犬山成田山の安全祈願のステッカーが
残されているのは流石ですね。

新常磐交通自動車 いわき22か・323


新常磐交通自動車  いわき22か・323/日野P-HT235BA+日野車体(BlueRibbon)

グリーンキャブ傘下で再建の続く常交で、
主力して活躍するのがこのような日野車です。
モノコック車体の車が引退して以降、
注目を浴びる機会が減ってきてはいますが、
未だに数多く活躍している経年車や、
実に渋いカラーリングなど、その魅力は尽きません。
この車も1987年式ながら活躍を続けています。

この車は仕様面でも非常に魅力的です。
まず目立つのは前面の独立した系統幕です。
方向幕は電動となっているにも拘わらず、
系統幕は手動となっているのが堪りません。
方向幕がカラー幕となっているのもポイントです。
この色選びもどれも渋い塗装とぴったり合う、
なんとも言えないチョイスとなっていてイカします。
側面の出入口表示が行灯なのもたまりません。

加えて、バスにおいては過去のものでも、
未だに、トラックショップでは人気アイテムである、
ワンマン行灯と日野ウイングマークがまた
なんとも言えない輝きを放っています。
筆記体の「BlueRibbon」のオーナメントも垂涎ものです。

前面の黄色の「後のり」のサボがまた、
渋い塗装と絶妙のコントラストをなしていますが、
撤去された車も少なからずあります。
前面の緑色の「バスカード取扱車」のステッカーが、
往年の「バス共通カード取扱車」と同デザインなのも、
非常に雰囲気があります。

灰色系の内装に臙脂色の座席が並ぶ車内は、
折り畳み座席を備えた着座重視仕様で、
外装と負けず劣らず、味わいがあります。

いわき駅周辺は再開発が進み、
撮影ポイントも日々変化していますので、
ぜひ一度尋ねてみてはどうでしょうか。