日別アーカイブ: 2010/05/10

関東バス C2015


関東バス C2015/三菱KC-MP337K+三菱バス製造(NewAeroStar)

関東バスとしては久々の三菱車となった、
2000代に続き投入された三菱車が2010代です。
型式から判る通り、畜圧式ハイブリッド車MBECSⅢです。
2000代に続き、2010代も全車とも三菱車らしく、
青梅街道営業所へと配置されました。

関東バスとしては電気式ハイブリッド車HIMRの
8000代に続く低公害車の投入であり、
8000代譲りの黄色いハートと青い地球の図案のマークが
正面の社紋位置と側面に描かれています。
前面下部が黒く塗られているのもポイントです。

減速時に、作動油によって窒素ガスを圧縮し、
発進時に、その圧力によってエンジンをアシストする
畜圧式ハイブリッド車は排出物低減効果が少ない等で
結局普及には至りませんでしたが、その中で
2010代は1997年に5両が一挙に投入されています。

HIMRは小排気量のエンジンを搭載するのに対し、
MBECSは従来と同じエンジンとなっていますが、
油圧装置が作動する発進時や減速時は、
独特の走行音を奏でていました。

関東バスでは、この2010代より低床化を見越して、
約30年に渡って採用し続けた三扉と決別したため、
2010代ではツーステップ車ながら四枚折扉となったこと、
富士重工業が三菱車への架装を中止したため、
2010代では三菱純正の車体となったことなど、
関東バスとしてはエポックメイキングな車ですが、
三扉車でないこともあって延命措置はなされず、
2010年までに全廃となってしまいました。

2000代が一方で生き長らえていることを考えると、
三扉車をこの時点で辞めたことは評価が難しいですね。
2010代が三扉車だったらどうなっていたのでしょうか。