月別アーカイブ: 2008年10月

関東バス C5108


関東バス C5108/日産ディーゼルU-UA440LSN+富士重工業(7E)

短尺車が中心の関東バスにあって、
比較的路線条件の良い路線にのみ使用される
標準尺車がこの5100代です。
機械式ATのE-MATICを装備しています。
この車は側面の広告枠が撤去されていることもあり、
短尺車の3400代に見慣れた目には、
随分と堂々とした体躯に映ります。

近年、車両使用年数が急速に伸びた
関東バスですが、このC5108はその中でも、
現存する残り僅かとなってしまった1990年式で、
標準サイズのままである側面方向幕、
昔ながらのままの電照式の出入口表示、
キン・コンと鳴る後扉のチャイム、
紺色の幾何学模様の座席表皮など、
それ以降の年式の車にはない特徴を残しています。

写真撮影場所の荻36系統の終点、南善福寺は、
バス用のターンテーブルは再開発等で
徐々に減少しつつある昨今において、
ただターンテーブルがあるというだけでなく、
日中は概ね12分間隔でバスがやって来て、
乗客を乗せたまま回転するという点も魅力です。

関東鉄道 9155YT


関東鉄道 9155YT/三菱U-MM218J+三菱自動車バス製造(AeroStarMM)

廃業となった茨城観光から引き継いだ車です。
元々はサンプルカーだった、珍しい9m大型車です。
前扉横に取り付けられた方向幕、
木張りの床の車内、少ない座席と、
怪しげな雰囲気の漂うことも共通です。

とはいえ、短尺の自社発注車と窓割が似ていて、
もし関鉄にAeroStarMの自社発注車が居たら、
こんな雰囲気だったんだろうなと感じさせるほどに、
外観からはあまり違和感は感じられません。

かつては前面方向幕周囲は白でしたが、
車体更生を受けた際に黒色に塗られ、
締まった印象へと生まれ変わりました。

関鉄の路線車としては9m大型車は
この9155YTと9156YTの2両のみですので、
中途半端な印象は否めませんが、
そこは関鉄。担当者制の強みを生かして(?)
取手駅―谷田部車庫など長距離路線から、
サイエンスツアーバスなど特殊用途まで
幅広くこなしている姿を見ると嬉しくなります。

【諸元】
登録番号:土浦22あ1669
年式:1994
型式:U-MM219J
機関:6D17(210ps/2900rpm 8201cc)
ホイールベース:4.39m

茨城オート 202H


茨城オート 202H/日野U-HT2MMAA+日野車体(BlueRibbon)

東武バスの中古車で2008年に投入されました。
東武時代は新座営業所に配置された、
元東武バスウエストの9449です。
オートの東武中古車としては2007年に投入された
191Hに続いて投入されました。…(参考記事)
前後折扉の扉配置や、111Hと同様のブラックサッシ等、
全体的に自社発注車に似ていて移籍車ながらも
あまり違和感が無いのは相変わらずです。

191Hとは殆ど変わりはないのですが、
前扉上部、及び、前扉と側面窓との間の窓柱が
191Hが黄褐色なのに対し、こちらは黒色となった他、
乗降口の表記をはじめとする各種の表記類や
後扉脇のスピーカーの位置が異なっているなど、
極めて微妙ながらも差異が見られます。

車内があまり手が加えられていないのも、
また191Hと同様となっていて、座席もまた
東武時代のままの独特のものですが、年式の関係で
191Hは背面が金属フレームのものなのに対し、
202Hは背面が樹脂フレームのものとなっています。
ミッションはロッドシフトとなっています。

この投入によって、21Jが代替廃車となっています。