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千歳相互観光バス 札幌200か2656


千歳相互観光バス 札幌200か2656/日ディKC-UA460LSN+富士重工業(7E)

西武バス中古車でワンステップ車です。
西武は京急・京王に比べ低床化はローペースでしたが、
早期よりワンステップの大型車を少しずつ投入しており、
久11系統向けにA5-208・A5-308が滝山営業所へ、
立34系統向けにA6-369が小平営業所へ、
1995年及び1996年に、まず配置されました。
この3両は中扉に車椅子リフトを装着しており、
その関係で中扉はグライドスライド扉となっていました。

続く1997年はワンステップ車が多く増備されており、
まずA7-402・A7-451・A7-456・A7-467の4両が
まず、小平営業所と所沢営業所に投入されました。
この4両はリフトの代わりに車椅子スロープを設け、
その関係から中扉は四枚折戸とされましたが、
この折戸が中型車用の狭幅のものとされており、
天地方向に拡大された側面窓と相俟って、
非常に特徴的なサイドビューとなっています。

一方、同じく1997年に投入されたA7-431・A7-444、
及び、A7-475・A7-476・A7-478・A7-479は、
車椅子スロープは省略され、中引扉とされています。
その代わり、前扉には「イージーステップ」と呼ばれる、
補助ステップを装着して登場しているのが特徴です。

その他にも、同年には西武初のワンステップの中型車、
A7-425~A7-430が滝山営業所に投入されており、
こちらも車椅子スロープ付きとされています。
また、入間市循環バス用として、ワンステップの小型車、
A7-414~A7-416も飯能営業所に投入されています。

これらのうち、この車は元A7-451とされている車で、
その特徴的なサイドビューもそのままに活躍しています。
中扉が狭くなった分を調整するために入れられた、
幅の狭い側面窓の存在もあり、長く見えますが、
型式通り、ホイールベース5.3mの標準尺車です。

塗装はワンステップ車・ノンステップ車用の塗装ですが、
ノンステップ車では省略された側面の鶴のマークが、
しっかりと復活しているところも注目されます。
塗装変更以外は内外ともにあまり手が加えられておらず、
特に車椅子の乗降に対応した後面の乗降中表示灯が、
西武時代のまま残されているというのも嬉しい限りです。
なお、A5-208・A7-456は背面が樹脂製の座席でしたが、
こちらの座席は西武時代より一般的なものとされています。

千歳相互観光バス 札幌200か2634


千歳相互観光バス 札幌200か2634/日ディKC-UA460KAM+富士重工業(7E)

西武バス中古車です。
三菱が1997年にノンステップ車を販路に投入して以来、
国内の他メーカーも順次それに追随していき、
国内全メーカーがノンステップ車をラインナップした、
国産ノンステップ車の黎明期というべき時期から、
10年、そして間もなく15年を経ようとしている現在、
この時期に投入されたノンステップ車のうち、
排出ガス規制に引っ掛かる車の代替が進められており
それに併せて、ノンステップ車の中古車も増加しています。

とはいえ、その主力はこの時期のノンステップ車にあって
唯一、マニュアルトランスミッションに対応していた三菱車で、
オートマチックトランスミッションのみの設定となっていた
他メーカーのノンステップ車の国内での売れ行きは
例え高年式の車でも、どうもあまりよくないようです。

しかし、元々西武バス中古車を主力としてきた、
この千歳相互観光バスでは、西武バス中古車である、
日産ディーゼル車のノンステップ車を次々と投入しており
これは希少なケースとして非常に注目されます。

外観は、塗装こそ千歳相互観光バスの
ワンステップ車・ノンステップ車用の塗装ですが
前面腰板に設置されたセフティーウィンドーや、
それを避けてバンパーに設置されたウィンカー、
中扉下部に設けられた明かり取り用の窓、
後部に設けられた大きなデッドスペース等々、
如何にも黎明期のノンステップ車らしい雰囲気は
殆どそのままとされているのが嬉しいところです。

勿論、トランスミッションミッションは製造当初の
ZF製のオートマチックトランスミッションのままで
運転席脇のボタン式のセレクターが目立ちます。

車内も西武時代からあまり手は加えられていないようで
優先席ステッカーもそのままとされています。

出入口表記が窓柱に小さく入れられていたり、
乗合表記が縦書きとなっていたりするのも、
地味ながらも目を惹くところですね。