投稿者「大曽根線」のアーカイブ

つくば時刻表アーカイブスセレクション

「つくば時刻表」は、筑波大鉄研「旅と鉄道の会」が
1994年から2017年まで年2回のペースで発行していた
筑波研究学園都市を中心とした範囲のバス時刻表です。
当初は、リソグラフを用いて印刷して手作業で製本し、
文化系サークル会館内にて無償で頒布していました。

しかしそのままでは書店等での頒布ができなかったため、
近隣の商店等の広告掲載によって制作費を確保した上で
オフセット印刷に切り替え、流通に耐える体裁として
当時の紫峰会[筑波大学学生後援会]が展開していた、
筑波大学オリジナルブランドUTcollectionに含めて
2004年より学内書籍部や書店での頒布を開始しました。

その後、編集ソフトをExcelからIllustratorに変更
印刷所への入稿方法を反射原稿からデータ入稿に改め
路線図カラー化や掲載範囲拡大など改良を重ねました。
私が編集に携わっていたのもちょうどこの辺りの時期で
編集や広告営業など係る作業は段々と高度化しました。
販促のために様々なフライヤーやポスターを作成して
バス車内で配布頂いたことも懐かしく思い出されます。

しかし以前は営業所や案内所で主要バス停のみ掲載した
系統別のビラ形式での時刻表を配布していてた事業者が、
公式サイトで全バス停の時刻表を掲載するようになる等
インターネットを活用した情報提供が急速に充実して、
冊子体としての時刻表は次第に時代遅れとなってしまい
2017年には休刊(事実上の廃刊)を迎えるに至りました。

ここでは、かつて編集に携わった私ができる範囲での
最後の貢献として、私が所有する「つくば時刻表」を
PDF化した上でしばらくの間、公開したいと思います。
著作権は筑波大鉄研「旅と鉄道の会」にありますので
転載や再配布等はなさらぬよう、お願い申し上げます。
また掲載内容についての事業者へ問い合わせされますと
事業者だけでなく当方の趣味活動にも支障が出ますので
くれぐれもお控え頂きます様、併せてお願い致します。
なお、個人情報に係る事項は画像処理を行いました。

・1994年春号
1994spr.pdf

・1995年春号
1995aut.pdf

・1995年冬号
1995win.pdf

・1997年秋号
1997aut.pdf

・2002夏号
2002sum.pdf

・2002秋号
2002aut.pdf

・2003春号
2003spr.pdf

・2003夏号
2003sum.pdf

・2003冬号
2003win.pdf

・2004春号
2004spr.pdf

・2004秋号
2004aut.pdf

・2005春号
2005spr.pdf

・2005秋号
2005aut.pdf

・2006春号
2006spr.pdf

・2006秋号
2006aut.pdf

・2007春号
2007spr.pdf

・2007秋号
2007aut.pdf

・2008秋号
2008aut.pdf

・2008春号
2008spr.pdf

・2009春号
2009spr.pdf

・2009秋号
2009aut.pdf

・2010春号
2010spr.pdf

・2010秋号
2010aut.pdf

・2011春号
2011spr.pdf

・2011秋号
2011aut.pdf

・2012春号
2012spr.pdf

・2012秋号
2012aut.pdf

・2013春号
2013spr.pdf

・2013秋号
2013aut.pdf

・2014春号
2014spr.pdf

・2014秋号
2014aut.pdf

・2015春号
2015spr.pdf

・2015秋号
2015aut.pdf

・2016秋号
2016spr.pdf

・2016秋号
2016aut.pdf

・2017春号
2017spr.pdf

・2017秋号
2017aut.pdf

・2018春号
2018spr.pdf

関東鉄道 9524YT


関東鉄道 9524YT/日野ADG-HX6JLAE+J-BUS(Poncho)

東京ベイシティ交通中古車で、旧社番はC-07です。
2007年、浦安市コミュニティバス「おさんぽバス」
舞浜線の開業に併せ、その専用車として投入された
日野ポンチョのC-01~C-07の計7両のうちの1両で、
白色地に橙色のイラストが入る、専用の外装でした。
2009年に一般路線車に転用されて1308に改番の上
外装も、2008年に投入された一般路線用の小型車、
1303~1307の5両と同じ、水色のものになりました。
2020年に廃車となった後、関鉄へと移籍を果たして
9524YTとして、つくば中央営業所へ配置されました。

この9524YTは2020年4月から運行実証実験が行われ
2021年4月より経路を修正して正式運行を開始した
つくばみらい市「病院バス」で、運用されています。
この「病院バス」は市内各所と筑波学園病院を結び
午前便の途中下車、午後便の途中乗車は不可ですが
運賃は無料で通院・見舞いの利便性が向上しました。
つくばみらい市では筑波学園病院への系統に加えて、
JAとりで総合医療センターへの系統も検討中です。

仕様はポンチョのロングで、2扉仕様とされており、
一般路線塗装ですが前面の「ノンステップバス」や
側面の「NON STEP」のロゴは入れられていません。
側面行先表示機が小型のものも、目立つところです。

車内は、内張りが薄灰色、床は濃灰色の床材張りで、
座席配置は、左側の前扉と後扉の間が横向き3人掛、
右側は横向き3+2+2人掛とされて座席が多めです。
座席表皮は全席とも水色の質素なものとされており
また、座席は一人分が独立したものとなっています。
降車釦はオージWS-260で握り棒は橙色の緩衝材巻き
運賃箱や整理券発行機、ICカードR/Wも設置済みです。

関鉄においても既にポンチョの廃車が出ていますが
ポンチョの中古車とは時代の変化を感じますね。

【諸元】
登録番号:つくば200か・990
年式:2006
型式:ADG-HX6JLAE
機関:J05D-J5-ⅡF(4728cc 180ps/2800rpm)
ホイールベース:4.825m

ジェイアールバス関東 L531-04512


ジェイアールバス関東 L531-04512/いすゞKL-LV280N1+J-BUS(ERGA)

全国的にも珍しい、しずてつジャストライン中古車で
静鉄時代の自動車登録番号は、静岡200か・338です。
静鉄では同型式を2001年以降、40両程投入しており、
その殆どが同社で引き続き活躍を続けていますので
この車が特別扱いにくいということは無さそうですが
一般路線車は概ね25~30年程使用される静鉄にあって
2004年式の静岡200か・338と静岡200か・339の2両は
車齢15年目の2019年に同年式の車よりも早く廃車され
経年車ながらジェイアールバス関東へと移籍を果たし、
車両称号をそれぞれL531-04512、L531-04513に改め
2020年に揃って土浦支店へと投入され活躍しています。

大都市部も事業者の収益が悪化しつつあることに加え
2003年以降、排出ガス規制やディーゼル車規制条例で
大都市部で活発化していた車両代替も落ち着きを見せ
次第に車両使用年数を伸ばす事業者が増えているため
地方部の事業者では中古車の確保が厳しくなっており
こうした経年車でも国内で活躍する例が増えています。

外観では静鉄のいすゞ大型車では2003年式より採用の
高級感を醸し出す熱線吸収ガラスとなった側面窓の他、
やはり2003年式より採用されたデンソー製のクーラー、
中扉直後下寄りに配置された側面行先表示器が目立ち
同支店に多い、いすゞ大型車の中でも目立つ存在です。
前扉下方まで青色・白色で塗装されたことも特徴です。
2003年式と2004年式では左側面前扉から戸袋窓の間の
窓割りが変更され、静鉄時代の差異となっていました。

車内は内張りが上半分象牙色・下半分明灰色とされて
床は明茶色の床材張りと、明るい印象となっています。
座席配置は、左側の前半が前輪上に前向き1人掛1列と、
前向き2人掛2列・前向き1人掛1列となっていますが、
2~4列目は燃料タンク上のため少し高めの位置にあり
また、うち3・4列目については優先席となっています。
左側後半は前向き2人掛4列、右側は前向き1人掛1列と、
前向き2人掛2列・前向き1人掛2列・前向き2人掛4列で
4・5列目は車椅子固定用の折畳座席となっています。

座席表皮は、優先席が臙脂色地の派手な柄物とされ、
一般席が薄緑色地の派手な柄物とされて明るい印象で
握り棒は乗降口付近が黄色、他は黒色の緩衝材巻き、
降車釦は腰板部がゴールドキングDFPH-PLSK11ですが
握り棒のものは後年交換されたのかオージWS-260です。
中扉の窓下には「黄色の部分に立たないで下さい」と
橙色の文字が入れられているのも目立つところです。

濃色の側面窓に加えホイールベース5.3mの標準尺車で
非常に堂々とした雰囲気の仕上がりとなっています。