月別アーカイブ: 2016年7月

大利根交通自動車 土浦200か1498

222fh040015t
大利根交通自動車 土浦200か1498/いすゞQDG-LV290N1+J-BUS(ERGA)

2016年登場のフルモデルチェンジ後の新型エルガで、
大利根では初の、また県内では関鉄に続く新型です。
新型エルガではワンステップ車がラインナップから外れ
ノンステップ車のみの販売に整理されたこともあってか、
1248以来実に6年振りのノンステップ車となりました。

狭隘区間や急勾配が散在する厳しい路線環境ゆえか
従来ホイールベース4.8m・全長10.425mの短尺車を
揃える大利根でしたがメーカー側の設計変更に伴って
全長こそ10.43mに抑えられた短尺車ではあるものの
ホイールベースが5.3mに延びているのが特徴です。

またマニュアルトランスミッション仕様の廃止に伴って
トランスミッションが大利根では恐らく初めてと思われる
トルクコンバーター式オートマチックトランスミッションで
運転席にはボタン式のセレクターが設置されています。

その他の基本的な仕様は既存の路線車を踏襲しており、
例えば前面腰板下部にある白色LEDデイライトは1248に、
また濃色ガラスとされた側面窓は1397に続くものです。
ただし、「標準仕様ノンステップバス認定制度における
2015年以降標準仕様への改正」へ対応が図られたため
車椅子スロープが引き出し式から反転式に変わりました。

車内は座席配置がメーカーが設定している都市型とされ
左側は前半前向き1人掛3列、後半前向き2人掛3列で、
右側は前向き1人掛5列と前向き2人掛が4列となっており
右側の前輪タイヤハウス上にも座席が設置されています。
また右側の前から2〜5列目は折畳座席とされています。

県内でも次第に新型エルガが増え今後の増備に期待です。

関鉄グリーンバス G074


関鉄グリーンバス G074/日野KL-HR1JNEE+日野車体(Rainbow HR)

東急バス中古車で、東急時代の社番はTA429です。
2003年に高津営業所へと新製配置された車であり
2015年に廃車となるまでもっぱら東急玉川線及び
砧線の代替バスである新道線で活躍していました。
廃車後は関鉄へと移籍を果たしており、2016年には
関鉄グリーンバス石岡本社営業所へ投入されました。

本型式は外観上目立つ事業者毎の仕様差は少なく
自社発注車や京成、平和中古車と似た外観ですが
側面行先表示機の位置が前扉の直後であることや、
側面の車外スピーカーの位置が前扉寄りであること、
屋根上の通風機が1基のみであることが差異です。

移籍時に低床塗装となり側面窓周囲の黒色塗装も
省略されず施された他、9405MT9410TKと同様に、
前面窓の左側下辺を切り下げたデザインに対して、
右側下部を左側下辺に揃えて黒色に塗装したことで
さも下辺が一直線に見える仕上がりとなっています。

車内は内張りが上半分象牙色下半分明緑色とされ、
床は灰色の平滑な床材張りのままとされているなど、
他車と同様に、殆ど東急時代のままとなっています。
握り棒は前扉及び中扉付近が黄色の、他が黒色の
緩衝材が巻かれていますが、これもそのままです。

座席配置はまず左側前半が前向き1人掛が3列並び
その後ろにはスロープ置き場を兼ね立席スペースが、
中扉を挟み後半には前向き2人掛3列が配されます。
右側は前向き1人掛が6列と、前向き2人掛が3列で
うち4・5列目は車椅子固定場所で跳上座席です。
座席表皮は低床部にある座席が灰色の柄物とされ、
他は水色の柄物という組み合わせとなっています。

分離子会社にもノンステップ車が増えてきており、
低床化が少しずつ、しかし着実に進んでいますね。

【諸元】
登録番号:土浦200か1477
年式:2003
型式:KL-HR1JNEE
機関:J08C(J-VA) (7961cc 220PS/2900rpm)
ホイールベース:5.48m