関東鉄道 2057TR

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関東鉄道 2057TR/日野SKG-HX9JLBE+J-BUS(Poncho)

取手市コミュニティバス「ことバス」専用車として、
2013年に取手営業所へ投入された車です。
日野ポンチョのロング2ドア仕様とされており、
シフターはフィンガーシフトとなっています。

2006年の「ことバス」開業時に投入された専用車、
1927TR・1928TR・1929TR、及び、1930TRのうち、
CNG車化改造が施された前者は不調であったようで、
近年は予備車による代走が慢性化していましたが、
特に不調だった「北部ルート」用の1927TRに代わり
「北部ルート」で活躍、藤代駅にも顔を出します。
そして1927TRは2014年に廃車となってしまいました。

「ことバス」では系統別にラインカラーを割り当てて、
専用車は、そのラインカラーを地色としていた上に、
東京藝術大学教授の日比野克彦さんがデザインした
カリグラフィーを配置したかなり派手な外装でしたが
この車は白色に「取手市コミュニティバス」の文字、
市章、そして市の鳥、梟・翡翠のイラストのみという
非常にシンプルな外装となっており却って目立ちます。

車内は内張りが灰色、床が濃灰色の床材張りとされ、
座席配置は、乗降口側は横向き3人掛のみですが
非常口側は横向き3+2+2人掛と座席数は多めで
横向き座席は一人分が独立したものとなっています。
座席表皮は青色のジグザグ柄となっています。
行先表示機裏面にはデジタル時計・LCD表示機が、
運転席背後には名札ボードと掲示板がありますが、
名札ボードは正方形の他車には見られないものです。
また一日乗車券発行器が前扉前方にあります。

2014年には大利根にも同型車が投入されており、
こちらもやはり同様の外観となっています。
これまでは派手な車が活躍してきた「ことバス」も
少しずつその雰囲気を変えつつありますね。

【諸元】
登録番号:土浦200か1344
年式:2013
型式:SKG-HX9JLBE
機関:J05E-J5-V(5123cc 180ps/2800rpm)
ホイールベース:4.825m

関東鉄道 2057TR」への2件のフィードバック

  1. 力っちん

    取手市のコミュニティバスもいよいよ日野ポンチョがデビューですか。牛久市かっぱ号、竜ケ崎市龍バスに次いでですね。関鉄は一般路線車にはワンステップバス、ノンステップバスとか表記しますがノンステップバスなのにこの表記がないのでツーステップと見なしてしまいます。

  2. 大曽根線

    >>力っちん様
    コメントありがとうございます。
    取手市ことバスのエアロミディMEは1両だけになってしまいました。

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