関鉄グリーンバス G015


関鉄グリーンバス G015/三菱PA-ME17DF+三菱ふそうバス製造(AeroMidiME)

2006年、かすみがうら市コミュニティバス用に
石岡本社営業所へ投入された車です。

2006年10月3日に運行を開始した、
かすみがうら市コミュニティバスは、当初、
「新治方面・中央出張所経由コース」、
「七会方面・下稲吉経由コース」、
「志筑方面・角来経由コース」、
「下大津方面・美並方面コース」、
「牛渡方面・佐賀方面コース」、
「安飾方面・志土庫方面コース」の
霞ヶ浦地区6コース・千代田地区3コース体制で、
運賃は100円で一日乗り放題、というものでした。
その後、2008年3月にはコースの見直しを実施、
2009年4月には運賃を一乗車毎100円に変更しました。
石岡市巡回バスの再編に伴い、丁度余剰となった
G005と、このG015の2両体制で運行されました。
また、予備車としてG022が控えていました。

塗装は水色一色とされ、ロゴが配置されています。
車内は、同時期の関鉄本体の自社発注車に準じますが、
床材が前半部・後半部共に灰色の石目調となったこと、
前乗り均一制運賃のため、運賃表・整理券発行機がないこと、
前扉脇に一日券発行機が設置されていることが特徴です。

2010年10月には再編が実施され、従来の曜日毎運行から、
「市内観光シャトルバス」・「土浦駅シャトルバス」の
2ルートの毎日運行へと変更されたものの、
運賃は前者400円、後者600円の前乗り均一制運賃で、
車両に変化はありませんでした。

しかし、2012年6月、このうち「土浦駅シャトルバス」を
「霞ヶ浦広域バス」へと再編、運行範囲を市外に広げました。
なお、「市内観光シャトルバス」は、この再編に先行して、
2012年3月31日をもって廃止されています。
この「霞ヶ浦広域バス」は後払い多区間制運賃であるため、
新たに運賃表・整理券発行機が追設された他、
一日券発行機が撤去されています。
外装も「かすみがうら市コミ二ティバス」の文字が消され、
出入口表記が変更されるなど、小変化がありました。

「霞ヶ浦広域バス」のルートは、2009年に廃止となった
関観の大和田・田伏車庫・玉造線を彷彿とさせるもので、
終点、玉造駅では鹿島鉄道代替バスへの乗り換えも可能です。

【諸元】
登録番号:土浦200か・955
型式:PA-ME17DF
年式:2006
機関:4M50T5(4899cc 180ps/2700rpm)
ホイールベース:3.56m

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