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つくば時刻表 2011春夏号

私のサークル、筑波大鉄研「旅と鉄道の会」が発行する「つくば時刻表」。
その最新号である、「2011春夏号」が先日、発売になりました。

「つくば時刻表」はつくばエクスプレス・常磐線と、
つくば市内の全ての路線バスを網羅した時刻表です。
あの「つくばスタイル」さんや「タモリ倶楽部」さんでも、
紹介されている、この「つくば時刻表」は
日頃の利用だけではなく、乗車や撮影にも便利ですし、
ダイヤ・路線研究の資料的価値もありますので、ぜひお求めください。
つくば市内の各書店の他、神保町の書泉グランデさんでも取り扱っています。
今回、私は主に裏表紙を担当したのですが、その裏表紙には…

かの、農業天使バラキちゃんが!
実は、茨城の農家を舞台にしたアニメ、「あぐかる」の
茨城は負けない!キャンペーンの一環として、
このような形で応援広告を頂きました!
私の実家も農家ですが、茨城の農業を応援してくださいね。
「あぐかる」も面白いので、ぜひご覧ください。

もちろん、あの有名サイトさんから、今回も広告掲載頂きました。
今回の震災で、つくばエクスプレスも常磐線も止まる中、
関東鉄道が臨時バスを直ちに運行したことは、
やはり流石「地域のふれ愛パートナー」だなと感じました。
水戸駅―つくばセンター間の臨時バス運行最終日、
案内の事務員さんに深々と御礼の気持ちを伝えている、
利用客の方を多く見て、また胸を打たれました。
なのでこの広告のメッセージには思わず胸が熱くなりました。

あれ、どこかで見た写真が…。
そして…。

拙ブログもささやかながら広告を出させていただきました。
これでアクセス数が上がると嬉しいですね。

関東鉄道 1926TC


関東鉄道 1926TC/PA-ME17DF+三菱ふそうバス製造(AeroMidiME)

つくば市のコミュニティーバス「つくバス」運行開始に伴い、
その「地域循環」予備車として、これを担当することとなった
つくば北・つくば中央・竜ヶ崎にそれぞれ投入された車が、
一般色を纏うAero Midi MEの1917YT・1925TK・1926RGです。

「地域循環」は前乗り均一料金制でしたが、
こちらは一般路線での使用を考慮した関係からか、
「地域循環」専用車では省略されていた
整理券発行機・運賃表示器を搭載していました。
一方で前扉に「つくバス」用一日券発行機を設置しため、
ダッシュボードには小田原SAN-VTNの操作盤が
二つ並ぶこととなり、賑やかな印象となっています。

その他、車内は概ね同時期の関鉄の標準的仕様ですが、
車内の握り棒が、1917YTは乗降口付近の二本のみが
橙色とされている他は、黒色とされているのに対して、
投入時期の違いからか、1925TK・1926RGは全てのものが
橙色とされているのは、細かいながらも特筆すべき点です。

投入後は竜ヶ崎営業所の「地域循環」専用車と共通運用で、
上写真の様に時々、つくばセンターにも顔を出していましたが、
2011年の「つくバス」再編に併せたダイヤ改正に際して、
旧「地域循環」5コースをベースとした、一般路線である
C20系統つくばセンター―桜ニュータウン線が開業すると、
1926RGは竜ヶ崎営業所から土浦営業所へと移籍し、
元々土浦営業所に居た1887TCと共にその専用車となりました。

専用車として1887TCと1926TCが起用された背景には、
同系統には途中、桜ニュータウン入口―栄泉寺入口の間に
既存の中型車では通過不可能と思われる狭隘区間があり、
その関係かと思われますが、結果的にこれで漸く、
当初の一般路線用の設備を活かす形となりました。
利用者の方はまずまずといったところですが、
同路線の発展を祈りたいところです。

【諸元】
登録番号:土浦200か・915
型式:PA-ME17DF
年式:2006
機関:4M50T5(4899cc 180ps/2700rpm)
ホイールベース:3.56m

関鉄観光バス 7015TC


関鉄観光バス 7015TC/日産ディーゼルP-RM81G+富士重工業(6E)

筑波大学中古車です。
広大な敷地を誇る筑波大学では、点在する各施設間を結ぶため、
学内連絡バスと呼ばれる無料のバスが運行されていました。
しかし、利用者の減少や担当職員の高齢化等の理由から、
2005年、つくばエクスプレス開業に併せて、新たに
「筑波大学キャンパス交通システム」と呼ばれるシステムを
関東鉄道と筑波大学との産学協同で開発し、これに移行しました。

これは、これまでの学内連絡バスを廃止して
関鉄の一般路線であるC10系統・筑波大学循環を新設し、
有料化・民間委託を図る一方で、その代償として、
年間職員8400円・学生4200円という極めて廉価な料金で
大学構内の路線バスが乗り放題となる定期券を販売する、
という、他に例を見ないシステムです。

学内連絡バスが大学構内完結だったのに対して、
筑波大学循環ではつくばセンターへの接続が図られたこと、
学内連絡バスが一時間当たり二本だったのに対して、
筑波大学循環では一時間当たり六本と増発されたことから
結果的に利用者が倍増し、モビリティ・マネジメントの好事例として
このシステムが紹介されることもしばしばあります。

さて、余剰となった学内連絡バスの専用車は、
全車ともオートマチックトランスミッション車ながらも
走行距離が短かったからか、計5両の在籍車うち、
機械式オートマチックトランスミッションであった1両を除き、
関鉄観光バスに移籍して、引き続き活躍することとなり、
P-RM81Gの900・901も1990年式と経年車ながら、
7015TC・7016TCとして関観の土浦本社営業センターに移籍、
後引戸の扉配置をはじめ、小形の方向幕やマーカーランプなど、
筑波大学時代の特徴を色濃く残したまま、活躍していました。

もちろんトルクコンバータ式オートマチックトランスミッションも、
そのままとされ、マニュアルトランスミッション車が殆どである
関鉄ではかなり目立つ存在で、走行音も独特でした…(参考記事)
燃費の面やメンテナンスの面で手を焼く存在だったようですが、
2009年、関観の土浦地区路線縮小に伴う減車によって、
7011TC・7012TC・7016TCと共に廃車となるまで活躍を続けていました。
写真は、路線縮小に伴い閉鎖される直前の田伏営業所ですが、
このような光景ももはや過去のものとなったのは惜しまれます。

筑波大学時代との番号との対応に関しては不明ですが、
番号順に900が7015TC、901が7016TCが妥当かなと、
私は特に根拠なく、勝手に考えていますので、
併せて900の学内連絡バス時代の写真も貼っておきます。
この写真は、学内連絡バスの廃止セレモニーの際に、
会場に展示して頂いたものです。