
関東鉄道 9336TC/日野KC-HU2MMCA+日野車体(BlueRibbon)
京成バス中古車です。
京成ではワンステップ車もサスペンションは
引き続きリーフサス仕様で投入していましたが、
日野はワンステップ車にリーフサス仕様がないため、
エアサス仕様となり本型式が投入されています。
いすゞと異なり、標準尺のM尺のみとされており、
車体も引き続き日野車体とされています。
京成の場合、標準仕様がフィンガーシフトとなった
KC-HTでも特注でロッドシフトとしていましたが、
流石にワンステップ車はフィンガーシフトとされ、
同時に側窓がサッシ式の逆T字窓となるなど、
仕様面では一挙にハイグレード化されています。
車椅子スロープ付きのワンステップ車のため、
前面行先表示機両脇に車椅子マークが入れられ、
前輪タイやハウスと中扉の間にやや無理矢理に
「ONE STEP」のロゴが入ったのは9337TCと同様ですが、
日野車の場合、この部分に開口部があるために、
これを避けてロゴがその上方に入れられたため、
より不自然な仕上がりとなっているのがポイントです。
なお、京成時代は車体色とされていた側扉のサッシは
黒色へと塗り替えられており新鮮な印象となりました。
車内はツーステップ車を踏襲した内装とされており、
焦茶色の内張に濃緑色のイボ付きの床材張りとされ、
座席表皮が桃色の柄物とされているのは共通ですが、
車椅子固定場所の床材が石目調のものとされ、
座席配置も優先席が三方シートとなるなど変更点もあります。
運賃箱は他車でも見られる他事業者発生品と思わしき、
カードリーダー撤去痕のある小田原RX-NZです。
他社にも京成中古のワンステップ車が続々と登場しており、
中古車ではあるものの、車椅子スロープ付きであるため、
現在販売されているバリアフリー法対応車両と比して、
サービス面においては遜色はないといってよいこれらが、
今後、関鉄でどれぐらい普及が進むのか楽しみです。