月別アーカイブ: 2010年11月

関東鉄道 1920TK


関東鉄道 1920TK/いすゞPA-LR234J1+J-BUS(ERGAmio)

つくば市のコミュニティーバス「つくバス」のうち、
市内の交通網の基幹をなしているつくばエクスプレスを
市内北部地域に延長するというコンセプトで運行されている、
「北部シャトル」(つくばセンター―筑波山口)用として
2006年に1918TK、1919TK、1920TKの3両が投入されました。

車内の仕様としては1931MT以降の
「標準仕様ノンステップバス認定制度における
2005年以降標準仕様への改正」に準じた内装と、
それ以前の関鉄の標準的な内装との折衷的なもので、
上半分白色、下半分褐色の定番の組み合わせながら、
座席表皮は1931MT以降と同様の青色の柄物となる他、
運賃表がないこと、一日乗車券発行機を備えること等が
つくバス用の車両に共通する相違点となっています。

さて、2010年10月頃から1919TK、1920TKが
神奈川中央交通の自転車ラックバスのように、
前面のナンバーの移設及びバンパーの改造が
写真のように順次、施されています。
現段階では詳細は不明ですが、
つくバスは2011年4月に再編が予定されており、
それに伴って何らかの動きがあるものと思われます。
今後の動向が注目されますね。

【諸元】
登録番号:土浦200か・867
型式:PA-LR234J1
年式:2005
機関:6HK1-TCN(7790cc 240PS/2700rpm)

関東鉄道 9261TC


関東鉄道 9261TC/三菱U-MP218M+富士重工業(7E)

京成中古車です。
京成中古車では少数派の三菱車は、
基本的に松戸営業所に新製配置された車です。
全国的に見ても稀少価値の高い、
三菱+富士の組み合わせがポイントとなっています。

土浦営業所には元々、三菱製の自社発注車が
集中的に配置されていた関係からか、
土浦営業所には三菱製の京成中古車が集められ、
P-MP218Mの9171TC・9172TC・9173TC、
U-MP218Mの9261TC・9266TC・9272TC、
KC-MP217Mの9321TCが投入されただけでなく、
2005年には水戸営業所から、
P-MP218Mの9208MT、9209MTが転入しています。

関鉄に在籍するU-MP218M京成中古車のうち、
9238YTは唯一、前期型に分類される1991年式のため、
非常口側側面後部の開口部の形状が異なる他、
マフラーが左側に付くなど、他車と差異がありますが、
他は1994年式または1995年式となっていて、
9266TCが9264TC・9265TCに併せて、
黒色のバンパーとなっているぐらいで、
特筆すべき車はありません。

車内は三菱シャシーに富士重車体を架装した場合に
よく見られる後部のデッドスペースが目立っていて、
京成中古車の場合、U-LV324LやU-HT2MMAAが
中扉以降に座席を5列並べているのに対して、
中扉以降に座席を4列並べるに留まっています。
その他は京成時代に貼り替えられた、
桃色の柄物の座席表皮をはじめとして、
焦茶色の内装や緑色の滑り止め付き床材などは、
同時期の京成中古車に共通する特徴です。

配置以来、長らく土浦営業所で活躍しましたが
2015年には水海道営業所に貸し出されて
返却されることなくそのまま廃車を迎えました。

【諸元】
登録番号:土浦200か1046
年式:1994
型式:U-MP218M
機関:6D22(11149cc 220ps/2200rpm)
ホイールベース:5.3m

関東鉄道 1861MK


関東鉄道 1861MK/いすゞKK-LR233J1+いすゞバス製造(ERGAmio)

水海道営業所では、つくばエクスプレス開業後、
相次いで新路線を開業させてきたために、
車両不足に陥り、他営業所から車両を移籍させ
それを凌いできた関係で、個性的な車も集まっています。
特につくば中央営業所からの移籍は多く、
1657YT・1658YT・1823YT・1971YTが
移籍してきています。

この1861MKもつくば北営業所からの移籍車で、
2003年、つくばエクスプレス開業後の
つくば駅周辺の自動車交通需要を抑制する
交通需要マネジメント(TDM)実証実験の一環として
運行開始したコミュニティーバス「つくつくバス」のうち、
「筑波急行シャトル」用として専用塗装を纏い投入されました。
「松代近隣シャトル」「春日近隣シャトル」用として投入された、
1859YT、1860YTと共に、関鉄のERGAmioとしては
初のノンステップ車であったこともポイントです。

当初予定されていた運行期限である2005年に、
「筑波急行シャトル」、「センター地区循環」は終了、
「松代近隣シャトル」、「春日近隣シャトル」は継続となり、
1861TKは塗装が改められ一般路線へと転用されました。
しかし、専用塗装の名残で前面のバンパーが
白色のまま残されており異彩を放っています。
なお、この特徴は1859YT・1860YTにも共通します。
その後、つくばエクスプレス開業時に移籍しました。
社番がバンパーに記されているのもポイントですが、
移籍以降、今のところ所属の表記は省略されたままです。

コミュニティーバス予備車として使用を
想定したものかどうかは定かではありませんが
この車の場合は、側面の出入口表記が
省略されたままとなっているのもポイントです。

車内は当時のノンステップバスとしては
標準的なものとなっています。